【米国株ETF】VOO(Vanguard S&P 500 ETF)とは?特徴や今度の見通しなどを株のアドバイザーが解説

vooのイメージ

米国株への投資に興味がある人にとって、VOO(Vanguard S&P 500 ETF)は非常に人気のある選択肢です。VOOは、米国株式市場の代表的な指数であるS&P 500に連動するETFです。S&P 500は、米国を代表する500社の時価総額を加重平均した指数であり、米国株式市場の全体的な動きを反映しています。

S&P500指数に連動する商品には、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)などの「投資信託」とVOOのような「ETF」があります。

本記事では、VOOの概要や運用成績、メリット・デメリット、今後の見通しなどを株のプロであるアドバイザーがわかりやすく解説します。

VOOとは

VOOの正式名称は「Vanguard S&P 500 ETF」VTIはVOOとで、バンガード社(Vanguard)が提供する米国のETF(投資信託)です。ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、株式市場で取引される投資信託のことです。

VOOは、米国株式市場の代表的な指数であるS&P 500に連動するETFです。

S&P 500指数は、アメリカの株式市場における代表的な指数の一つで、約500社の大手株式を対象にした株価指数です。この指数はアメリカの経済全体の健全性や株式市場の動向を示す重要な指標とされており、多くの投資家が市場全体の動向を把握するために利用しています。

VOOは、このS&P 500指数のパフォーマンスに連動するように運用されており、投資家はVOOを通じて幅広いS&P 500銘柄に分散投資することができます。これにより、市場全体の変動やリスクに対する露出を持ちながら、比較的低いコストで株式市場への投資を行うことができるとされています。

引用元: tradingview.com

VOOの構成銘柄は、S&P 500の構成銘柄と同じです。2024年9月30日現在、構成銘柄数は506社、構成比率は、構成比率は、アップル(AAPL)が7.25%、マイクロソフト(MSFT)が6.%、エヌビディア(NVDA)が6.11%などとなっています。

VOOは米国の株式市場全体の動向は反映しているETFです。低コスト運用のインデックスファンドの一つで、長期投資や資産形成を目指す投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

VOOいくらで買える?経費は?

VOOの取引単位は1株です。2024年10月30日現在の価格は1株あたり534.77ドル(約80,215円/1ドル150円計算)で購入ができます。日本では、SBI証券や楽天証券などのネット証券で購入することができます。

管理費、手数料も非常に安いのですが、1日で1ドルくらい動く株です。手数料や経費は価格変動でカバーできる程度ですので、あまり神経質になる必要はないでしょう。

VOOの経費率は0.03%です。2024年10月末時点)ETFの中では非常に低い水準です。

VOOの運用会社バンガードとは?

VOOの管理・運用を行っているのはバンガード社です。バンガード社は1975年にアメリカのペンシルバニア州で創業された世界最大級の資産運用会社です。業界のインデックスファンドのローコストリーダーとして知られています。投資にかかるコストを幅広く引き下げてきたバンガード社の役割が大きくバンガードは、多様な投資商品を提供しています。このVOOも代表格の1つです。VOOは米国インデックスETFの一種ですが、低コストを実現しており、投資家にとってコストの安さで魅力的な選択肢となっています。ただ、ほかの商品と違って、コストが資産形成に与える影響は微々たるものといえます。それよりインカムゲイン(配当金)とキャピタルゲイン(値上がり益)が重要です。

VOOの運用成績

VOOのトータルリターン

VOOのトータルリターンの実績は2024年10月30日現在下記の通りです。(年率換算)
3ヶ月トータルリターン:5.%、
1年トータルリターン:36.36%
3年トータルリターン:11.88%
5年トータルリターン:15.93%
10年トータルリターン:13.33%
引用元: バンガードグループ株式会社 VOO 

VOOの配当金と配当利回り

VOOの配当金は通常、現金として投資家に支払われます。支払時期は3月、6月、9月、12月の年4回です。

VOOの直近1年間の分配金支払実績

1株に対する分配金は2023年間では6.357ドルです。
直近の配当利回りは1.39%です。

(例)1株あたり465.07ドルで10株保有していた場合の分配金は?
513.13ドル×10株×145円×1.39%=10,342円
744,038円の投資で年間10,342円の分配金です。(税金等は考慮せず)

現在の日本の低金利と比べると、魅力はありますが、配当だけ見ると、もっと良い投資対象はいくらでもあります。VOOはインカムゲイン(配当収入)よりもキャピタルゲイン(値上がり益)と安心感、規模の大きさと安定感に魅力があるETFです。

<VOO直近の分配金の状況>

支払日1株あたりの分配金円換算
2024/10/01$1.6386約246円
2024/07/02$1.7835約258円
2024/03/27$1.5429約223円
2023/12/26$1.8011約261円
2023/10/03$1.4925約216円
2023/07/05$1.5762約228円
2022/6/28$1.4874約215円

引用元:バンガード社VOOページ

VOOの主な組み入れ銘柄

VOOはパッケージしたETFで約500銘柄で構成されており、米国の大手企業に幅広く分散投資が可能です。

組入上位10銘柄で全体の34%以上を占めています。VOOは、アップル社、マイクロソフト、エヌビディア、amazon、Facebook、Googleなどの世界をリードするアメリカの大企業の組入比率が高くなります。

セクター別では情報技術29.50%、ヘルスケア12.80%、金融13.10%、一般消費財10.30%などとなっています。

銘柄別最新組み入れ比率

NOティッカー企業名組入比率
1AAPLアップル社7.25%
2MSFTマイクロソフト社6.55%
3NVDAエヌビディア6.11%
4AMZNAmazon3.56%
5METAフェイスブック クラスA2.56%
6GOOGLアルファベット クラス A1.99%
7BRK.Bバークシャーハサウェー1.73%
8GOOGアルファベット クラスC1.64%
9AVGOブロードコム1.64
10TSLAテスラ1.49%

業種別最新組み入れ比率

英語表記セクタ―組入比率
Communication Services通信サービス8.90%
Consumer Discretionary一般消費財10.10%
Consumer Staples生活必需品5.90%
Energyエネルギー3.30%
Financials金融12.90%
Health Careヘルスケア11.60%
Industrials資本財8.50%
Information Technologyテクノロジー31.70%
Materials素材2.20%
Real Estate不動産2.40%
Utilitiesその他2.50%

バンガード社VOOより引用 (2024年8月29日現在)

VOOのメリットとデメリット

魅力的なVOOですが投資商品である以上メリットとデメリットの両面があります。それぞれを知っておきましょう。

VOOのメリット

米国株式市場の優良企業に分散投資できる

米国の最大手企業500社に投資ができるので効率的な分散投資が可能です。

・経費の安さ

2024年10月30日時点では、VOOの経費率は年率0.03%で設定されています。

例えば、30万円投資した場合

VOOの経費率0.03%→年間90円
類似ファンドの平均経費率0.90%→年間2,700円

VOOなら経費は年間90円しかかからないと言うことです。類似の米国籍ETFの平均経費率は0.90%ですので年間2,700円程度。VOOは圧倒的に安い経費になります。

経費よりも株価が10ドル上下すれば、10ドル×10株×150円/ドルで15,000円も値が動きます。この違いの方がよほど大事です。ここまで来ると、手数料や管理費の違いにあまりこだわっても仕方がありません。

2023年の値動きですと、安値:354.68ドル、高値:436.80ドル。2023年だけでも約82ドル(日本円12,300円)くらいの動きがあります。

・分配金が四半期ごとに支払われる

2023年は4回分配金が支払らわれています。
出典:Vanguard、Vanguard(年間平均トータルリターン)

VOOのデメリット

・分配金の再投資が難しい複利効果がない

VOOは分配金が四半期ごとに支払われるメリットがある一方で、複利効果は期待できません。これはETFは分配金を自動で再投資する仕組みがないためです。

例えば、30万円の投資で年率10%で運用できたとします。

複利と単利で計算すると、
単利の場合:5年後は45万円、10年後は60万円、20年後90万円
複利の場合:5年後は48万円、10年後は77万円、20年後201万円
圧倒的な差が出てきます。そのため投資をされるのであれば、つみたてNISAで複利で投資することをおすすめします。

VOOから支払われた分配金を再投資するには自分で買付を行わなければならないため、複利効果を得るには、非常に手間がかかります。

・為替リスクがある

米国ETFはドル建てで取引されるため、為替リスクがあります。為替市場は非常に変動しやすく、外部要因や経済情勢によって為替レートが大きく変動することがあります。

これにより、VOOの投資パフォーマンスが予想外の方向に進展する可能性があります。たとえば、VOOの株価が好調だった場合でも、為替レートの変動、つまり円高によって日本円ベースでの収益が減少することが考えられます。

・二重課税されるデメリット

VOOは米国ETFであるため、米国と日本でそれぞれ課税される「二重課税」が起こります。米国ETFの分配金は米国で10%の税率で源泉徴収された後、残り90%に対して日本国内で20.315%の課税がなされます。

ただ、先にも挙げましたが、年間配当金の平均利回りは1.55%程度です。更に税金はもっと小さい金額です。

株価の値動きの方がよっぽど大きく、細かい税金などの数字を気にするより、株価が上がるのか下がるのかを考えた方が賢明と思われます。税金面では後述するつみたてNISAがお勧めです。

VOOの将来の見通し

この10年間でのVOOのリターンはとても良く、成果が上がりました。

米国には世界中から資金が集まり、低金利下で米国自体の景気がとても良く、アップルやテスラ、アマゾンなど世界を席巻する企業が続出したので当然の結果かもしれません。

それでは、今から10年間はどうでしょう?その答えは、簡単には見つかりません。1年後のことも誰も予測できないのに10年後を予測することは不可能です。では、どうすれば良いでしょうか?

一つ確かに言えることは、次のアップルやアマゾンは、必ず出てくるでしょう。米国企業かもしれませんし、日本企業や中国企業かもしれません。

長期的な観点から見ると、アメリカ経済が成長を続ける限り、VOOは堅実な投資先と見なされる可能性が高いですが、VOOは数ある米国株、米国ETFのたった一つの選択肢に過ぎず、いろいろな可能性に投資していくことが重要な視点と言えるのではないでしょうか。

他の銘柄との比較

米国株インデックスETFの種類は多く、その代表格がVTIQQQです。同じような値動きをする銘柄を複数持っても仕方ありません。どう違い、どれを持つのが良いのでしょうか。先ずは、VTIとVOOの違いについて見ていきましょう。

VTI

VTIはVOOと同じくバンガード社が提供しているETFで、正式名称は「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (Vanguard Total Stock Market ETF」です。大規模な優良企業の株だけではなく中小企業の株も連動対象となっています。構成銘柄数は約4,000でVOOの約454と数も中身も大きく異なります。

VTIの米国株式市場の時価総額カバー率は(約100%)で、米国株全般連動型インデックスETFという大きな括りで捉えていいでしょう。

QQQ

QQQはインベスコが提供しているETFで、ナスダック(NASDAQ)の時価総額上位100社で構成されるNASDAQ100に連動します。こちらの構成銘柄もVTIと同様ですが、アマゾンやマイクロソフトなどIT企業の構成比率が高く、集約されています

QQQは組入銘約100銘柄、VOOは約500銘柄の投資です。ナスダック100連動型(QQQ米国成長株連動型ETF)か、米国株全般連動型(VTI、VOO)かという捉え方で十分だと思います。

(2024年1月現在)

ティッカーVOOVTIQQQ
正式名称Vanguard S&P 500 ETFバンガード・トータル・ストック・マーケットETFインベスコ QQQ トラスト シリーズ1ETF
投資先数米国株式市場に上場された代表的な約500社米国株式市場の大型株から小型株までを網羅4,000社ナスダック(NASDAQ)の時価総額上位100社
運用会社バンガード社バンガード社インベスコ
ベンチマークS&P 500S&P 500NASDAQ100
経費率年率0.03%年率0.03%年率0.20%

ティッカーとは、日本株の銘柄コードのように、個々の銘柄を識別するためにつけられた記号です。シンボルとも言います。 米国では個別株、ETFともにアルファベットで表します。

VOO、VTI、QQQこれら3つのETFを全て購入するのではなく、一つ代表銘柄を決めて、もっとパフォーマンスの異なる投資対象に目を向けていくことが重要です。VOOとVTIは連動する指標は同じですが、対象にする企業の性質と数が異なります。分散投資を狙うならVTIの方がおすすめです。

他の投資方法との比較

米国株インデックスETF以外の投資方法との比較も見ておきましょう。

個別銘柄

例えばエヌビディアやアップルは、VOOの組み入れ上位の銘柄ですが、VOOとの株価を比較すると、やはり圧倒的に個別株の方が上昇しています。

例えば、

エヌビディアの場合
2023年3月13日株価:227ドル、為替は134円で、株数3株の投資金額が91,886円になります。
2024年2月26日株価:263ドル、為替は150円で、株数3株の評価額は355,859円になります。
同じ時期にVOOに円投資していた場合
2023年3月13日株価:355ドル、為替:134円、株数2株の投資金額が91,886円になります。
2024年2月26日株価:465ドル、為替:150円、株数2株の評価額は139,500円になります。

エヌビディア株だと約35万円を超え、VOOだと約14万円とわずか1年で20万円も差がついています。

9万円の投資金額でもこの違いです。もちろん、日本の銀行預金と比べれば、これでも当然良いのですが、最善の投資対象とは必ずしも言えないということです。個別株の威力を無視すると、せっかく米国株に目を向けていたのにみすみすチャンスを逃してしまうことがあるので、少し視界を広げてみることをお薦めします。

上表のグラフは、エヌビディア、アップル、VTI、VOOを比較したチャートです。エヌビディアが赤のライン、アップルが紫のライン、青のラインがVTI、チャートがVOOです。VTIとVOOの違いを細かく気にするよりも、エヌビディアやアップルなどの優良な個別株との違いを意識することが重要だと言えます。

藤村 哲也

つみたてNISAは米国経済を購入するという意味でおすすめですが、一般NISAの成長投資枠NISAは個別米国株を選ぶことがライジングブルではおすすめの投資スタイルです。

VOOの購入方法は?

証券会社での購入

VOOはどうすれば購入できるのか?

①VOOを取り扱っている証券会社で口座開設する
②外国株式口座を開設する
③口座に入金する
④外国株式口座に資金を振り替える
⑤注文を出す

VOOを購入するためには、証券会社の口座を開設しなければなりません。証券総合口座だけでなく外国株式口座の開設もお忘れなく。また、証券会社の中にはVOOを取り扱っていないところもあるので、事前に確認してから口座開設をしましょう。証券会社によっては、証券総合口座から外国株式口座に資金を振り替えないと、外国株式が購入できないところもあるので注意してください。

VOOを買えるおすすめネット証券

弊社では下記の2社をおすすめしています。

SBI証券
楽天証券
米国株式の場合の手数料1注文あたり約定代金の0.495%(税込)
最低手数料:0ドル、
上限手数料:22ドル(税込)
1回の取引につき約定代金の0.495%(税込)
最低手数料:0ドル、
上限手数料:22ドル(税込)
外国株式の取引で無料は以下となります。
①米国株式のお取引で、約定代金が2.02米ドル以下のお取引
②海外ETF(米国・中国・韓国)のNISA預りでの買付のお取引 
③一部の米国ETFの買付のお取引
④2024年1月から始まる新NISAは米国株式&海外ETFの売買手数料

外国株式の取引で無料は以下となります。
①米国上場ETFは9銘柄を対象に買付手数料を無料
②2024年1月から始まる新NISAは米国株式&海外ETFの売買手数料
貯まるポイントTポイント/Pontaポイント/dポイント/Vポイントなど楽天ポイント
NISAの取扱あり
(新NISA成長投資枠、つみたて投資枠)
あり
(新NISA成長投資枠、つみたて投資枠)
つみたてNISA221本(2024.2.20現在)221本

VOOのおすすめの買い方は成長投資枠?つみたてNISA?

 

VOOはNISA成長投資枠で購入できますが、そのため、NISAの成長投資枠で購入するのがよいのですが、米国株はまだ口座を開いていない方は、購入方法が難しいなどハードルが高いのもあり購入をためらう方が多くいらっしゃいます

そんな方にはNISAつみたて投資枠を使って直接VOOには投資できないのですが、VOOに投資する投資信託を買うことで同様の効果を目指すことが可能になります。投資信託であれば購入などの手続きがわかりやすく少額から気軽に始められます。NISAつみたて投資枠対象のVOO投資が可能な投資信託(ファンド)を2つご紹介します。

結論を先に言ってしまうと、どちらも優秀なインデックスファンドなので甲乙つけがたいです。どちらも元々は、米国株の分散投資で十分すぎるほど分散がされています。パフォーマンスもあまり大差はなく、NISAつみたて投資枠である限り、神経質になる必要はないと思います。SBI証券に口座開設しているのか、楽天証券に口座開設しているのか、でつみたてNISAをしていきましょう。(数字は2024年2月20日現在)

①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はアメリカの株価指数であるS&P500に連動するように運用されるインデックスファンドです。NISA 成長投資枠、つみたて枠の対象商品です。

基準価格29,144円
設定日2018年7月3日
0.09372%
総資産49,804.11億円
運用会社三菱UFJアセットマネジメント

②SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と同様にアメリカの株価指数であるS&P500に連動するように運用されるインデックスファンドです。

この投資信託は、つみたてNISAの対象です。

基準価格26,675円
設定日 2019年9月26日
信託報酬率(年率/税込)0.0938%程度
純資産1,676,443百万円
運用会社SBIアセットマネジメント

VOOはどのような場合におすすめ?

先ずは、NISAつみたて枠の米国株投資には「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は選択肢の有力な一つだと思います。一般NISAでは、ETF以外にも選択肢が多いため、個別株投資含めて、さまざまな投資方法があります。一つの選択肢候補として考えるのがいいかと思います。

世界的に、米国企業はこの20年間に成長し、投資成果が上がりました。しかし、今後は日本やアジアや欧州の企業もありますので、為替の影響も考える必要があります。

資金をどう振り分けるかによって、成果は大きく変わるのが投資の世界です。限りある資金をどのように投資していくのか慎重に決めていくことが大切です。

 

VOOなどのETF投資もよいですが、個別株の威力もお伝えしたとおりです。気になるけれど、日本や世界の会社の中から、「どの銘柄を購入すれば良いか全くわからない」という方には、信頼できる投資顧問の利用をおすすめします。当サイトを運営するライジングブル投資顧問は、株の「売買サポート」を行っております。ライジングブルの売買サポートサービスは、3ヶ月9,000円で買い推奨だけではなく、売却、銘柄入替するところまで、リスク管理をしながらサポートします。

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18年の歴史と延べ3万人以上サポートしてきた実績で、少額資金ではじめても成功できるよう株の売買をサポートします。

 

まとめ

VOOは米国株式市場の大企業500社に投資できるETFです。米国株式市場の代表的な指数であるS&P 500に連動するETFに連動し、幅広い銘柄を含んでいます。

特にアップルやマイクロソフト、AMAZONなどの時価総額上位銘柄の組み入れ比率が高い魅力的なインデックスファンドです。

VOOは1株から購入可能で、経費率も低く手数料も安いです。ただし、価格変動が大きいため、株価の動きに注意が必要です。

VOOの運用会社はバンガード社であり、低コストを実現し、多様な投資商品を提供しています。四半期ごとに配当金が支払われますが配当金はあまり高くはありません。直近の配当利回りは1.55%です。

VOOのメリットとしては、経費の安さ、優良な米国の大規模な優良企業の株に焦点を当てているため、市場全体よりもリスクが低い可能性がありますが、リターンも市場全体よりも小さめになる可能性があります。>

VTI、QQQと比較すると、VTIは指標も同じですが投資する企業数が違います。QQQはNASDAQ100に連動を目指すファンドで、VOOに比べてアマゾンやマイクロソフトなどIT企業の構成比率が高く、集約されています。

エヌビディアやアップルなどの個別株と比較すると、個別株投資の方が大きな成果を生み出すことがありますが、分散投資の安定感も考慮する必要があります。

VOOは証券会社の口座を開設して購入することができます。

また、NISAつみたて枠を活用する場合は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」が選択肢としてあります。

最後に、VOOは一つの選択肢であり、他の投資商品や国や地域の企業への投資も考慮することが重要です。

将来のリターンを予測することは困難ですが、資金の振り向けや投資方法の選択によって成果が大きく変わることを念頭において慎重に投資を進めながら資産を増やしていきましょう。

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