VTIとは?投資するなら知っておくべき概要や今後の見通しをわかりやすく解説【米国株ETF】

ETFの特徴と値動きは?

VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)は3万円程度で米国株式市場の4,000銘柄に投資できるETFです。過去約20年間で約29.8万円→約177万円まで増えた実績をもつ投資商品です。

早期リタイア”FIRE”を達成したことタレントの厚切りジェイソンの投資手法として活用されたことで注目を集めています。

この記事では
VTIとはどんな投資商品か?
30万円を投資した場合にどのような利益が期待できるのか?
今後の見通しは?
などを株のプロであるアナリストが詳しく解説します。

VTIとは

引用元: tradingview.com

VTIは、Vanguard Total Stock Market Index Fundの略称です。一言でいうと、「米国株式市場の大型株から小型株まで約4,000銘柄をカバーしているいつでも売り買いできる投資信託」です。

バンガード社(Vanguard Group)が提供するVTIは、米国株ETFの一つで、米国の株式市場全体を代表する指標である『CRSP US Total Market Index』に連動するように設計されています。米国株は4,000社以上ありますが、それらを全て含みます。

S&P 500が500銘柄、NASDAQが約3,000銘柄、NYダウ構成銘柄が30銘柄ですから、より広範な銘柄を含みます。米国の株式市場全体の動向と価格や収益が連動するETFです。米国の株式市場に幅広く分散投資するための手段として利用されます。

アップル株やマイクロソフト株など誰もが知る米国企業のような時価総額上位銘柄の組み入れ比率が高いETFです。低コスト運用のインデックスファンドの一つで、長期投資や資産形成を目指す投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

関連ページ:ETFとは何か?初心者向けETF基礎知識からプロが教えるETFの賢い選び方

VTIはいくらで買える?経費は?

VTIは1株から購入が可能で、2023年7月5日現在、1株あたり31,736円で購入ができます。(1株:220.27ドル×1ドル:144.08円(7月5日為替レート)で計算。以後同様のレートを利用)。

管理費も手数料も非常に安いのですが、あっという間に1ドルくらい動く株です。手数料や経費は価格変動でカバーできる程度ですので、あまり神経質になる必要はないでしょう。一番気にしなくてはならないのは、VTIの価格がどれだけ上下に変動するのかです。

VTIの運用会社バンガードとは?

VTIの管理・運用を行っているのはバンガード社です。バンガード社は1975年にアメリカのペンシルバニア州で創業された世界最大級の資産運用会社です。業界のインデックスファンドのローコストリーダーとして知られています。今インデックスファンドは低コストで投資ができるようになりましたが、これは投資にかかるコストを幅広く引き下げてきたバンガード社の役割が大きく影響しています。

バンガードは、多様な投資商品を提供しています。このVTIも代表格の1つです。VTIは米国インデックスETFの一種ですが、低コストを実現しており、投資家にとってコストの安さで魅力的な選択肢となっています。ただ、ほかの商品と違って、コストが資産形成に与える影響は微々たるものといえます。

VTIの運用成績

VTIのトータルリターン

VTIのトータルリターンの実績は2024年3月31日現在下記の通りです。

期間トータルリターン
3ヶ月9.93%
1年29.37%
3年9.62%
5年14.25%
10年12.27%

引用元:バンガード社VTIページ

VTIの配当金と配当利回り

VTIの配当金は通常、現金または追加の株式として投資家に支払われます。支払時期は3月、6月、9月、12月の年4回です。

VTIの直近1年間の分配金支払実績

1株に対する分配金は年間にすると3.53ドルです。(2024年3月までの1年間)
直近の配当利回りは1.43%です。

(例えば)213ドルで10株保有していた場合の分配金は?
213ドル×10株×151ドル/円(以下為替レートはこの金額を使用)×1.43%=4,599円
321,630円の投資で年間4,588円の分配金です。

現在の日本の低金利と比べると、非常に魅力がありますが、配当だけ見ると、もっと良い投資対象はいくらでもあります。インカムゲイン(配当収入)よりもキャピタルゲイン(値上がり益)と安心感、規模の大きさと安定感に魅力があるETFです。

<VTI直近の分配金の状況>

支払日1口あたりの分配金($)円換算
2024/3/270.910500約137円
2023/12/271.001700約151円
2023/9/260.798400約120円
2023/6/280.826500約124円

引用元:バンガード社VTIページ

VTIの連動指数はCRSP

VTIの目安となる連動指数はCRSP USトータル・マーケット・インデックスと呼ばれる指数です。CRSP USトータル・マーケット・インデックスは米国株式市場の大型株から小型株までを網羅し、米国株式市場の時価総額をほぼ100%カバーしている時価総額加重平均型の株価指数です。

CRSPとは、Center for Research in Security Prices(シカゴ大学証券価格調査センター)の略称で、シカゴ大学ブース・ビジネス・スクールが所有する11の研究センターの一つです。VTIはこのCRSP USトータル・マーケット・インデックスをベンチマークとして、それに連動した運用を目指しています。

VTIの主な組み入れ銘柄

VTIはいろいろな株をパッケージしたETFで約4,000銘柄で構成されており、小型株まで含めて様々な米国企業に幅広く分散投資が可能です。しかも、3万円程度で購入できる点が大きな魅力です。組入上位10銘柄で全体の25%以上を占めています。VTIは、会社の規模(時価総額)が大きいアップル、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディアなどの大企業であるほど組入比率が高くなり、規模が小さい企業ほど組入比率が低くなります。

セクター別ではテクノロジー30.10%、一般消費財14.00%、ヘルスケア13.20%、資本財12.60%、ファイナンシャル10.20%などとなっています。

VTI銘柄別組み入れ比率(2023年3月31日現在)

銘柄別最新組み入れ比率

業種別最新組み入れ比率(2023年3月31日現在)業種別最新組み入れ比率

引用元:バンガード社VTIページ

VTIのメリットとデメリット

魅力的な商品のVTIですが投資商品である以上、メリットとデメリット両面があります。それぞれを知っておきましょう。

VTIのメリット

・経費の安さ

2024年3月末時点では、VTIの経費率は年率0.03%で設定されています。

例えば、30万円投資した場合

経費率年間経費
VTIの経費率0.03%90円
米国籍ETFの平均経費率0.20%600円

VTIなら年間90円しか経費がかからないと言うことです。米国籍ETFの平均経費率は0.20%ですので年間600円程度。どちらも安いですがVTIの方が圧倒的にお安い経費率になります。ちなみに個別株であれば管理費は0円です。

経費よりも株価が10ドルでも上げ下げすれば、10ドル×10株×151円/ドルで15,100円も値が動きます。この違いを気にすることの方がよほど大事です。ここまで来ると、手数料や管理費の違いにあまりこだわっても仕方がありません。

2023年の値動きでいえば、安値が188ドル、高値が215ドルで、2023年だけでも30ドルくらいの開きがあります。30万円を投資していれば約4万円も違います。そのため、株価の動きの方がよほど大きいのです。

・分配金が四半期ごとに支払われる

2021年6月~2024年3月までに欠かさず分配金が支払らわれています。
出典:Vanguard、Vanguard(年間平均トータルリターン)

・幅広く米国株をカバーできる

米国の主要株価指数にはNYダウ、S&P500NASDAQ100などの指数がありますが、4,000銘柄を投資対象とするため、米国株全般を幅広くカバーできます。ただ、幅広くカバーできるのはメリットでもありますが、銘柄ごとの上下が相殺されるため、安定感と引き換えに、パフォーマンスは平準化します。後述しますが、資産形成の威力は半減する点は、考えておく必要があります。

VTIのデメリット

●分配金の再投資が難しいので複利効果がない

VTIは分配金が四半期ごとに支払われるといったメリットがある一方で、複利効果は期待できません。

例えば、30万円の投資で年率10%で運用する場合

複利と単利で計算すると、
単利の場合:5年後→45万円、10年後→60万円、20年後→90万円
複利の場合:5年後→48万円、10年後→77万円、20年後→201万円
圧倒的な差が出てきます。そのため複利で投資することをおすすめします。

しかし、VTIから支払われた分配金を再投資するには自分で買付を行わなければならないため、複利効果を得るには、非常に手間がかかります。

●為替リスクがある

米国ETFはドル建てで取引されるため、為替リスクがあります。為替市場は非常に変動しやすく、外部要因や経済情勢によって為替レートが大きく変動することがあります。

これにより、VTIの投資パフォーマンスが予想外の方向に進展する可能性があります。たとえば、VTIの株価が好調だった場合でも、為替レートの変動によって日本円ベースでの収益が減少することが考えられます。

●二重課税されるデメリット

VTIは米国ETFであるため、米国と日本でそれぞれ課税される「二重課税」が起こります。米国ETFの分配金は米国で10%の税率で源泉徴収された後、残り90%に対して日本国内で20.315%の課税がなされます。ただ、先にも挙げましたが、年間配当金は1.5%程度です。更に税金はもっと小さい金額です。

株価の値動きの方がよほど大きいので、細かい税金などの数字を気にするより、株価が上がるのか下がるのかを考えた方が賢明と思われます。税金面でも後述するつみたてNISAがおすすめです。

 VTI vs アップル株 30万円投資した結果比較

VTIは2024年4月12日現在、1株168.78ドルで、2001年のスタート当初の株価は57ドルでした。もし、その時に30万円を投資していたら、現在はどうなっているでしょう?

評価額計算式
2001年298,908円57ドル×114円/ドル(2001年当時の為替レート)×56株
2024年1,418,747円167.78ドル(4.12終値)×151円/ドル×56株

これに加えて、配当金が入ってきます。20年という長期間だと、このような投資には多大なメリットがあります。約20年で約29.8万円→141万円まで増えてきた実績のあるETFです。ただ、これがアップルの株であったらどうでしょうか?

当時のアップル株(AAPL)は今の株価でいいますと0.27ドル(※1)でした。

評価額計算式
2001年298,566円0.27ドル(株式分割調整株価)×114円/ドル×9,700株
2023年245,747,366円167.78ドル×151円/ドル×9,700株

※1 引用元 YAHOOファイナンス

アップル株の場合、約30万円→24,574万円まで増えました。
176万円と24,574万円では桁が違います。(※簡略化するため、配当金や経費などは0で計算しています)個別株投資の凄さ、威力です

VTIは確かにいい投資対象ですが、分散されすぎて、その効果は平準化されます。つまり、4,000銘柄の中には、アップル株のような上昇をする株もあれば、倒産して0になるような企業もあるのです。

個別株投資であれば、銘柄によって、VTIを大きく上回る銘柄が出てきます。ただし、個別株投資はもの凄い差が出てしまうのです。投資するにあたっては下記3つの視点が大切です。

①VTIと個別株どちらを選択するか?
②複利効果をどう考えるのか?
③過去はよかったけれど将来はどうなるか?

関連記事→米国株ETFの代表銘柄VTI vs VOO!つみたてNISAでおすすめなのはどっち?

VTIの過去のリターンと将来のリターン

この20年間のリターンはVTIもアップル株もとても良く、成果が上がりました。米国には世界中から資金が集まり、米国景気はとても良く、アップルやテスラー、アマゾンなど世界を席巻する企業が続出した20年で、アップルはその象徴といえます。

それでは、今から20年間はどうでしょう?その答えは、簡単には見つかりません。1年後のことも誰も予測できないのに、20年後を予測することは不可能です。では、どうすれば良いでしょうか?

一つ確かに言えることは、次のアップルは、必ず出てくるでしょう。米国企業かもしれませんし、日本企業や中国企業かもしれません。先ほどの計算にもあったように個別株投資した30万円が24,967万円になるというのは、やはり資産形成の強力な武器として魅力があります。

いずれにしても、VTIは一つの選択肢に過ぎず、米国ETFだけでなく、いろいろな可能性に投資していくことが最も重要な視点と言えるのではないでしょうか。

VTIとVOO、QQQとの違いについて

米国株インデックスETFの種類は多く、その代表格がVTIVOOQOOです。同じような値動きをする銘柄を複数持っても仕方ありません。どう違い、どれを持つのが良いのでしょうか。先ずは、VTIとVOOの違いについて見ておきましょう。

VOO

VOOはVTIと同じくバンガード社が提供しているETFで、正式名称は「バンガード・S&P500 ETF」です。構成銘柄数はVTI(約4,000)とVOO(約500)と銘柄の数が異なります。

米国株式市場の時価総額カバー率はVTI(約100%)とVOO(約80%)でそこまでの差はありません。この差は大した差ではありません。ほぼ同じような成果で、米国株全般連動型インデックスETFという大きな括りで捉えていいでしょう。

QQQ

QQQはインベスコが提供しているETFで、「インベスコ QQQ トラスト シリーズ1ETF」。QQQはナスダック(NASDAQ)の時価総額上位100社で構成されるNASDAQ100に連動します。

QQQは組入銘約100銘柄、VTIは4000銘柄の分散投資です。あまり細かく言っても、混乱するだけなので、VTIは米国株全般連動型、QQQは米国成長株連動型のように捉えておきましょう。

つまり、ナスダック100連動型(QQQ米国成長株連動型ETF)か、米国株全般連動型(VTI、VOO)という捉え方で十分だと思います。

ティッカーVTIVOOQQQ
正式名称バンガード・トータル・ストック・マーケットETFバンガード・S&P 500 ETFインベスコ QQQ トラスト シリーズ1ETF
投資先数4,000社500社ナスダック(NASDAQ)の時価総額上位100社
運用会社バンガード社バンガード社インベスコ
ベンチマークCRSP米国総合指数S&P 500NASDAQ100
経費率年率0.03%年率0.03%年率0.20%

(2023年7月現在)

ティッカーとは、日本株の銘柄コードのように、個々の銘柄を識別するためにつけられた記号です。シンボルとも言います。 米国では個別株、ETFともにアルファベットで表します。

VTI、VOO、QQQこれら3つのETFを全て購入するのではなく、一つ代表銘柄を決めて、もっとパフォーマンスの異なる違う投資対象に目を向けていくことが重要です。3万円で購入できる利点です。

VTIの購入方法は?

米国ETFの購入方法

VTIはどうすれば購入できるのか?

①VTIを取り扱っている証券会社で口座開設する
②外国株式口座を開設する
③口座に入金する
④外国株式口座に資金を振り替える
⑤注文を出す

VTIを購入するためには、証券会社の口座を開設しなければなりません。証券総合口座だけでなく外国株式口座の開設もお忘れなく。また、証券会社の中にはVTIを取り扱っていないところもあるので、事前に確認してから口座開設をしましょう。証券会社によっては、証券総合口座から外国株式口座に資金を振り替えないと、外国株式が購入できないところもあるので注意してください。

VTIが買えるおすすめネット証券

弊社では下記の2社をおすすめしています。

SBI証券
楽天証券
米国株式の場合の手数料1注文あたり約定代金の0.495%(税込)
最低手数料:0ドル、
上限手数料:22ドル(税込)
1回の取引につき約定代金の0.495%(税込)
最低手数料:0ドル、
上限手数料:22ドル(税込)
外国株式の取引で無料は以下となります。
①米国株式のお取引で、約定代金が2.02米ドル以下のお取引
②海外ETF(米国・中国・韓国)のNISA預りでの買付のお取引
③一部の米国ETFの買付のお取引
米国上場ETFは15銘柄を対象に買付手数料を無料
貯まるポイントTポイント/Pontaポイント/dポイント/Vポイントなど楽天ポイント
NISAの取扱あり
(NISA/つみたてNISA/ジュニアNISA)
あり
(NISA/つみたてNISA/ジュニアNISA)
海外ETF410銘柄390銘柄

VTIのおすすめの買い方はつみたてNISAって本当?

つみたてNISAで投資できる商品は、金融庁が定めた一定の基準を満たす投資信託やETFです。残念ながら、VTIはその対象には入っていません。そのため、VTIは一般NISAでは購入できますが、つみたてNISAでは購入ができないのです。

つみたてNISAを使って直接VTIには投資できないのですが、実はVTIに投資する投資信託を買うことで同様の効果を目指すことが可能になります。つみたてNISA対象のVTI投資が可能な投資信託(ファンド)を2つご紹介します。

①SBI証券で「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」

この商品限定商品でマザーファンド受益証券への投資を通じて、主としてETF(上場投資信託証券)に投資し、CRSP US トータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。

信託報酬率(年率/税込)0.0938%程度
株価16,340円(2024年4月12日現在)

100円単位で積み立てが可能で、分配金は再投資が可能なのでVTIの欠点の一つ複利効果が期待できるように再投資が行われます。

引用:SBI証券

②楽天証券の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」

「楽天・全米株式インデックス・マザーファンド」を通じ、主として「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資する。CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指す。原則、為替ヘッジは行わない。

信託報酬率(年率/税込)0.162%
株価28,840円(2024年4月12日現在)

つみたてNISAでは100円単位で積み立てが可能で、VTIの欠点の一つ複利効果が期待できるように再投資が行われます。つみたてNISAには、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は非常によい選択の一つだと思います。

引用:楽天証券

VTIはどのような場合におすすめか?

先ずは、つみたてNISAの米国株投資には楽天証券の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は選択肢の有力な一つと思います。一般NISAでは、ETF以外にも選択肢が多いため、個別株投資を含めて、いろいろな投資方法があります。一つの選択肢候補として考えるのがいいかと思います。

ただ、米国株ETFは数多くありますが、VTIをその一つとして候補に上げることはよいと思われます。世界的に米国企業はこの20年間に成長し、投資成果が上がりましたが、日本企業も、レバレッジETFや個別株も、中国企業や欧州企業もあります。為替の影響も考える必要があります。

どの資金をどう振り向けるかによって、成果は大きく変わるのが投資の世界です。同じ30万円投資でもアップルだと24,967万円、VTIだと176万円の差がでるのです。資金をどう振り向けるかで、全く違った成果になっていくので、慎重に決めていくことが大切です。

まとめ

  • VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)はわずか3万円で米国株式市場の4,000銘柄に投資できるETFで、過去約20年間で約29.8万円→約177万円まで増えた実績があります。
  • VTIは米国株式市場全体を代表する指標である『CRSP US Total Market Index』に連動し、幅広い銘柄を含んでいます。特にアップル株やマイクロソフト株などの時価総額上位銘柄の組み入れ比率が高く、低コスト運用のインデックスファンドとして魅力的です。
  • VTIは1株から購入可能で、経費率も低く手数料も安いです。ただし、価格変動が大きいため、株価の動きに注意が必要です。
  • VTIの運用会社はバンガード社であり、低コストを実現し、多様な投資商品を提供しています。
  • VTIは四半期ごとに配当金が支払われ、直近の配当利回りは1.53%です。
  • VTIの連動指数はCRSP USトータル・マーケット・インデックスであり、主な組み入れ銘柄にはアップルやマイクロソフトなどが含まれています。
  • VTIのメリットとしては、経費の安さ、四半期ごとの分配金支払い、幅広い米国株のカバーが挙げられます。一方、複利効果が得られない、二重課税が発生するなどのデメリットもあります。
  • VTIとアップル株を比較すると、個別株投資の方が大きな成果を生み出すことがありますが、分散投資の安定感も考慮する必要があります。
  • VTIは証券会社の口座を開設して購入することができます。また、つみたてNISAを活用する場合は、SBI証券の「SBI・V・全米株式インデックス・ファンド」や楽天の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が選択肢としてあります。
  • 最後に、VTIは一つの選択肢であり、他の投資商品や国や地域の企業への投資も考慮することが重要です。将来のリターンを予測することは困難ですが、資金の振り向けや投資方法の選択によって成果が大きく変わることを念頭において慎重に投資を進めることが求められます。

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