NISA vs iDeCo 積立するならどっちがお得?おすすめの銘柄は?

つみたてNISAとiDeCoは、どちらも税制優遇があり、積み立てが可能な金融商品です。月3,000円や月30,000円など資金力に応じて始めることができます。

長期にわたる資産形成に役立つ金融商品として、人気もあり、国も税制面で優遇奨励している制度です。米国ではiDeCoのモデルになった401kがあり、英国ではNISAのモデルになったISAがあり、各国で数多くの国民の資産形成を促した実績のある枠組みです。ただ、銀行や郵便局での積立預金と違い、種類が多くわかりにくいと思われている方も多いと思います。

積立預金、NISAとiDeCoは同じ積み立てですが、大きく違います。

年数が経過するほどに、運用成果の大きな違いとなって返ってくるので、始める前に違いを認識してつみ立てられることをおすすめします。

月1万円の積立てでも20年運用すれば、171万円違う(下記参照)くらい大きなものです。違いが大きいからこそ、学んでおかれることをおすすめします。

本コラムではNISA(少額投資非課税制度)とiDeCo(個人型確定拠出年金)の2つの制度の仕組みと税制優遇措置について解説しながら、2つの制度の使い分けについてわかりやすくお伝えします。

NISAとiDeCoをゼロから理解する 

NISAとiDeCoをゼロから理解するイメージ

今やNISAやiDeCoはネットや新聞など様々なメディアで取り上げられていますので、耳馴染みのある制度となってきています。

しかし、NISAやiDeCoを始めることで結局どんなメリットがあるの?と感じている方も少なくないようです。そのような疑問を解決すべく、あらためてNISAとiDeCoの特徴についてお伝えしていきます。

銀行の積立預金との違いを知る

NISA、iDeCoの違いに入る前に、銀行の積立預金との違いを明確にしておかれると理解がしやすいと思います。

銀行や郵便局に昔からある積立貯金は、金利のことは気にせずに、将来の教育資金や家の購入資金、老後資金などのために積み立てることが多いと思います。今のような低金利時代であれば、そこから得られる金利は微々たるもので積み立てた元本から得られる利息は非常に少ないのが現実です。

しかし、その間にインフレが進み物価が上がり続けると,価値は下がってしまうのです。それはつまり「実質的にお金の価値が減る」ということになります。

一方、NISAやiDeCoは年率5%は現実的で、しかも税金が優遇されます。その違いは、10年後、20年後の運用成果の違いとなって返ってきます。

例えば、20年後、月1万円で0%の積立貯金なら240万円ですが、同じ月1万円でも年率5%複利の場合、411万円になります。月1万円という同じ金額でも大きく違います。5%複利を目指すには、NISAやiDeCoの活用を視野に入れることがおすすめです。

(参考:金融庁 資産運用シミュレーション

それでは、NISAとiDeCoそれぞれについて触れていきましょう。運用目的の教育資金や家の購入資金などはつみたてNISA(NISAのつみたて投資枠)が適しており、老後資金はiDeCoが適しています。

NISAは幅広いので、今回は2024年1月から始まるNISA、中でも自由度が上がった「つみたて投資枠」について焦点を当てていきましょう。

関連記事→新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の違いは?投資顧問がおすすめの銘柄を紹介

NISA(ニーサ)とは?

NISAは少額投資非課税制度といい、言葉通り少額から投資が可能な制度です。少額とは、たとえば、つみたてNISAでは100円から投資が可能です。主な投資先の商品は、上場株式や投資信託などです。

もちろん、NISA以外の証券口座でも株式や投資信託の売買は可能ですが、これらの口座では投資から発生した配当金や譲渡益には20%の税金がかかってしまいます。

一方、NISAは非課税口座ですので、投資から発生した配当金や譲渡益に税金がかかりません。このようにNISAは、少額から投資が可能であって、投資から得た利益が非課税となるお得な制度なのです。

しかし、現行NISA(~2023年末)では非課税枠や非課税期間が限定的です。限定的であることを理由に、NISA口座の開設自体をためらう人や、口座は開設したものの利用せずに結果、休眠口座状態としている人も多いことがわかっています。※1

※1金融庁が調査・レポートした「NISA 口座の利用状況調査(2020 年 12 月末時点)より

そのような中、政府の掲げる「資産所得倍増計画」の一環で、NISA制度は2024年1月に大幅に改正されることが決まっています。ここでは改正後の新NISAについて解説していきます。

新NISAでは、非課税で投資できる金額が「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の両枠合わせて年間360万円まで可能となり、一生涯に投資できる上限額が1800万円となります。これは現行NISAと比較して大幅な拡充です。

また、非課税運用期間に関しても、現行NISAでは5年や20年と限定的ですが、新NISAでは非課税期間が恒久化(無期限)されることも大きなポイントです。

現行NISAでは、一般NISAかつみたてNISAのどちらかを選択しなくてはいけませんが、新NISAでは併用可能となります。そのため、ある程度のまとまった額を一度に投資することもできますし、毎月一定額を積立方式で投資することも可能となり、投資家にとってはありがたい改正となります。

新NISAの概要を下記にまとめます。

新NISA現行NIISA
成長投資枠つみたて投資枠
年間投資枠240万120万一般NISA:120万円
つみたてNISA:40万円
非課税保有期間無期限無期限

一般NISA:5年
つみたてNISA:20年

非課税保有限度額(総枠)全体で1800万円(内成長枠投資枠:1200万円)一般NISA:600万円
(120万円×5年)
つみたてNISA:800万円
(40万円×20年)
口座開設期間恒久化恒久化2023年まで
投資対象商品上場株式・投資信託等長期の積立分散投資に適した一定の投資信託
(現行のつみたてNISA対象商品と同様)
一般NISA:上場株式・投資信託等
つみたてNISA:長期の積立分散投資に適した一定の投資信託
購入方法スポット・積立積立通常の買い付け・積立投資など
対象年齢18歳以上

*整理・監理銘柄・信託期間20年未満、高レバレッジ型・毎月配分型の投資信託は除外
引用元:金融庁の新しいNISAページ

関連記事→2024年からNISAが恒久化(無期限化)|ポイントや活用方法を解説!
関連記事→一般NISA(新NISA成長投資枠)の成功の鍵は購入銘柄~クックパッドかSMSで35倍格差!

iDeCo(イデコ)とは?

iDeCoは、個人型確定拠出年金のことで、老後に受給する老齢基礎年金や老齢厚生年金とは別に老後資金を準備するという私的年金制度です。

投資先の商品としては、投資信託、保険、定期預金の3種類で、自分のリスク許容度に合わせて、投資商品の比率(アロケーション)を決めることができます。なお、投資先商品やアロケーションの変更は可能です。

iDeCoでは、自分で掛金を拠出し、自分で投資先を決めて運用し、60歳以降に元本(掛金)と運用益を一時金または年金として受け取ることになります。

iDeCoの拠出金(掛金)は5,000円以上1,000円単位ですが、掛金の上限額は加入している年金保険の種類により異なります。

【iDeCo掛金上限額】

*企業型DC、確定給付企業年金(DB)、厚生年金基金、私立学校教職員共済などに加入していない場合

国民年金加入者 自営業者等(第1号被保険者)月額6.8万円(年額81.6万円)
(国民年金基金又は国民年金付加保険料との合算)
専業主婦(夫)(第3号被保険者)月額2.3万円(年額27.6万円)
厚生年金加入者会社員(第2号被保険者)月額2.3万円(年額27.6万円)
公務員(第2号被保険者)月額1.2万円(年額14.4万円)

(参照)iDeCo公式サイト  

関連記事→老後資金を作るならiDeCo(イデコ)の活用を!拠出限度額など最新情報を紹介

税制面から見たNISAとiDeCoの違い

税制面から見たNISAとiDeCoの違いNISAとiDeCoには税制面での優遇措置があります。それぞれについて解説します。

NISAの税制優遇と注意点

NISAの税制優遇は、売買取引から発生した利益、配当金が全額非課税となることです。

通常、投資により得た利益には20%の税金がかかります。しかし、NISA口座内での取引から発生した利益からは税金が引かれないため全額が収益となります。

たとえば、一般口座での投資の場合、株式投資の配当金が1万円だとしたら、20%の2,000円は税金として徴収されることになり、収益は8,000円です。しかし、NISA口座であれば1万円全額が手元に残ります。譲渡益についても同様です。売買差益が全額収益となります。

ただし、NISAの場合、利益が出なければ税制優遇の恩恵は受けられません。投資である以上利益が保証されているものではないことを理解してNISAを利用しなければなりません。

iDeCoの税制優遇と注意点

iDeCoの税制優遇は、掛金の全額が所得から控除できるという点です。

たとえば、会社員が月額2~3万円を拠出していたら、年間27.6万円を所得から差し引くことができます。その分だけ課税所得が下がりますので、所得税、住民税が軽減されます。また、運用中に発生する運用益についても非課税ですが、60歳以降の受取時には一定の税制優遇を適用した上で税金が計算されることになります。

一定の税制優遇とは、一時金として受け取る場合には「退職所得控除」年金受取とする場合は、公的年金等控除が適用されることになります。

つまり、受取方法によって課される税金額が変わります。しかし、会社から受け取る退職金の金額や、公的年金の金額が個々に違うため、どちらの受け取り方が節税効果として高いかは一概には言えません。課税の仕組みを理解し、自分に合った受取方法を選ぶ必要があります。

また、iDeCoの場合、原則、60歳まで資金を引き出すことができないことに注意が必要です。iDeCoは長期間のコツコツ投資により老後資金を準備する制度ですが、将来資金の準備により日々の生活を圧迫するようなことになっては元も子もありません。無理のない金額での加入を検討しましょう。なお、掛金の額を加入期間中に変更することは可能です。

また、所得税や住民税の支払いのない第3号被保険者(配偶者の扶養内で収入を得ている方や専業主婦(夫)など)にとってのiDeCoは、私的年金作りとしては有用ですが、所得控除の恩恵は受けられません。

関連記事→プロアナリストによるNISAとiDeCoを比較した税金節約シミュレーション!どちらがお得か?

NISAとiDeCoを使い分けた資産運用

NISAとiDeCoを使い分けた資産運用のイメージ

NISAとiDeCoは、どちらも比較的少額から投資ができる制度であること、また、それぞれに一定の税制優遇措置があるなどの共通点も多いため、どちらを始めるべきか悩んでしまうこともありそうです。

もちろん、資産形成のためには両方を利用することも可能ですが、どちらか一方を選びたい場合は投資目的から考えてみてはいかがでしょうか。

汎用性が高く教育資金や家の購入資金などはNISA

繰り返しになりますが、2024年から始まる新NISAでは非課税期間が無期限となるため、一定額まで永久的に非課税で投資が可能となります。しかも、現行NISAでは一度使用した非課税枠はたとえ金融商品を売却しても復活することはありませんが、新NISAでは売却すれば非課税枠が翌年以降に復活しますので再度非課税投資ができるようになります。

これは投資者に大きなメリットとなります。

たとえば、毎年360万円づつ投資すると5年で生涯投資枠の1,800万円を一旦使い切りますが、売却すれば枠が復活しますので、また非課税で投資ができるのです。仮に、子どもの教育費や住宅資金として一旦、株式や投資信託を売却したとしても、資金に余裕ができた時点で再度、非課税投資を始めることができます。

このように売却益に税金がかからず、しかも非課税枠を再利用できるという魅力的な新NISA制度ですが、繰り返しお伝えしているとおり、投資に保証はありません。しかし、3つの分散(時間の分散、地域の分散・商品の分散)でリスクを極力抑えることはできます。3つの分散投資は、結果、値動きの違う商品に投資することにつながります。

Aの商品で損益が出ても、Bの商品の収益でカバーできれば良しとする。つまり、投資のポイントは、一つ一つの商品の値動きに注視するのではなく、投資資金全体としての収益をみていくことが大切になるのです。

関連記事→年代別に検証!NISAつみたて投資枠の積立額はいくらにする

老後資金を充実させたいならiDeCo

iDeCoは老後資金に特化した制度であるため、原則60歳まで資金を受け取ることができません。NISAのような汎用性はありませんが、老後資金として公的年金とは別に受け取れる資金があるというのは将来の安心感につながるでしょう。

たとえば、厚生年金に加入できない自営業者は、将来受け取る年金額に不安をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。そのような場合、iDeCoは私的年金作りの手段として選択肢のひとつになり得ます。

またNISAにはなくてiDeCoにある所得控除は、会社員や公務員の節税対策に寄与します。

仮に、所得税率10%の会社員がiDeCoへ年間27.6万円拠出していたら、所得税を2.76万円節税できます。住民税10%で計算すれば、所得税、住民税合わせて年間5.52万円の節税となります。

関連記事→iDeCo(イデコ)とつみたてNISAの併用で資産を築く方法。30代共働きのベストチョイスは?

NISAおすすめ銘柄は?

新NISAの成長枠投資は選択肢がもっと広いのですが、つみたてを前提としますと、250銘柄程度から選ぶことになります。こんなポイントを押さえて金融商品を選ぶ必要があります。

・低コスト
・実績があり
・毎月積み立てても、安心感がある。

実績で選ぶなら

 

つみたてNISA採用銘柄の5年リターン実績ランキング上位10位は下記の通りです。

順位運用銘柄名運用手法
純資産総額5年リターン実質信託報酬
信託財産留保額
購入時
手数料
設定日投資対象
1位eMAXIS Slim米国株式(S&P500) インデックス
ランキングアイコン24,942億円17.35%0.09372%
なし2018/7/3米国
2位iFree S&P500インデックスインデックス
1,143億円17.23%0.22000%
なし2017/8/31米国
3位iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドインデックス
231億円16.92%0.09380%
なし2013/9/3米国
4位農林中金<パートナーズ>つみたてNISA米国株式 S&P500インデックス
 149億円16.75%0.49500%
なし2017/12/19米国
5位楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)アクティブ
 10,625億円16.41%0.16%
なし2017/9/29米国
6位フィデリティ・米国優良株・ファンドアクティブ
 919億円16.34%1.63900%
3.300%1998/4/1米国
7位eMAXIS Slim先進国株式インデックスインデックス
 5,207億円15.15%0.09889%
なし2017/2/27米国
8位<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドインデックス
 5,507億円15.11%0.09889%
なし2013/12/10米国
9位たわらノーロード 先進国株式インデックス
 3,605億円15.09%0.09889%
なし2015/12/18先進国
10位東京海上セレクション・外国株式インデックスインデックス
 513億円15.07%0.22%
なし2010/4/28先進国

※上記ランキングは2023年8月7日現在の実績値に基づき作成。
※実質信託報酬:投資先の分を含めた信託報酬の合計を「実質信託報酬」と言います。実質信託報酬は有価証券届出書に記載された上限値を表示しています。
※引用は日本経済新聞社

コストで選ぶなら

 

信託報酬が低いファンドを5位までをピックアップしました。最近設定されたファンドも多いのでリターンが確定していないところも多いのですが、信託報酬はかなり低いです。

運用銘柄名運用手法
純資産総額実質信託報酬
信託財産留保額
リターン設定日投資対象
1位野村スリーゼロ先進国株式投信インデックス
ランキングアイコン115 億円0%
23.95%(3年)2020/3/16先進国
2位Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)インデックス
14 億円0.05775%
2023/4/26全世界
3位はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)(Funds-i Basic全世界株式(オール・カントリー))インデックス
2.07 億円0.05775%
16.75%2023/7/10全世界
4位iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドインデックス
10,625億円0.0938%
16.92%2013/9/3米国
5位SBI・iシェアーズ・TOPIXインデックス・ファンド(サクっとTOPIX)インデックス
0.93 億円0.11330%
16.41%2023/7/12国内

※ランキングデータ引用元:つみたてNISA銘柄比較表

総合的に選ぶなら

NISAの投資銘柄をリターンや信託報酬などを勘案して総合的に選ぶなら下記の3つがおすすめです。王道は、ヴァンガードの金融商品です。「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」はS&P500指数(米国株の代表的指数で円換算ベース)に連動する投資成果をめざすファンドは人気のある商品です。

インデックスファンドは日経平均株価やS&P500のような”指数”と連動することを目標としている投資信託です。そのため、指数が上がればインデックスファンドも値上がりしますが、逆もあります。指数連動のため機械的に運用することができ、手数料は比較的安い傾向があります。

運用銘柄名運用手法
純資産総額5年リターン実質信託報酬
信託財産留保額
購入時
手数料
設定日連動指数
SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドインデックス
ランキングアイコン10,501.82億円25.35%(3年)0.0938%程度
なし2019/09/26米国
100円単位で積み立てが可能で、分配金は再投資が可能なので複利効果が期待できます。 
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)インデックス
ランキングアイコン13,663億円21.95%(3年)0.1133%

なし2018/10/31先進国ならびに新興国

日本を含む全世界の株式に分散投資できるインデックスファンド。ベンチマークは「MSCI All Country World Index」で 世界のおよそ約3,000銘柄に分散投資できます。

三菱UFJ国際投信 つみたて8資産均等バランスインデックス
ランキングアイコン1,038億円11.10%0.242%
なし2017/08/16先進国ならびに新興国
国内株、米国株だけでなく、国債などの債券やリートなどの8資産に均等に分散されるため、初心者におすすめ。国内・先進国・新興国の株・債券+国内・先進国のリート8資産に均等にバランスよく投資出来ます。

引用:日本経済新聞社

関連記事→NISA vs iDeCo 積立するならどっちがお得?おすすめの銘柄は?

iDeCoおすすめ銘柄は?

iDeCoは金融機関によって取り扱いの金融商品が異なりますが証券会社で購入した方が選択肢が広く、NISAも併用がしやすく、おすすめします。銀行や郵便局など金融機関は数多くありますが、価値が変動する変動商品の販売はやはり証券会社が長い歴史を持ちます。

ここでは人気のSBI証券のiDeCo採用銘柄からいくつかピックアップをしていきます。

実績で選ぶなら

SBI証券iDeCo採用銘柄の3年リターン実績ランキングは下記の通りです。

順位運用銘柄名運用手法
純資産総額3年リターン信託報酬
信託財産留保額
購入時
手数料
設定日投資対象
1位朝日-朝日Nvest グローバル バリュー株オープンアクティブ
ランキングアイコン822.83億円26.13%1.98%
0.3%
なし2000/03/24全世界(日本を除く)
2位三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックス
24,977.54億円25.51%0.22000%
なし2018/07/03米国
3位SBI-EXE-i先進国株式ファンドインデックス
249.8億円16.92%0.309%程度

なし2013/05/13先進国(日本を除く)
4位ラッセル-ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)アクティブ
 421.98億円23.99%0.49500%
なし2005/08/31先進国(日本を除く)
5位大和-iFree NYダウ・インデックスインデックス
 546.5億円23.89%0.2475%
なし2016/09/08米国
6位三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックスインデックス
 5,214.57億円23.83%0.09889%以内
なし2017/02/27先進国(日本を除く)
7位ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドインデックス
 5,507.97億円23.78%0.09889%以内

なし2013/12/10先進国(日本を除く)
8位三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)インデックス
 2,977.98億円22.18%0.1133%以内
なし2018/03/19先進国(日本を除く)ならびに新興国
9位SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))インデックス
 1,310.54億円21.71%0.1102%程度
なし2017/12/06全世界
10位SBI-SBI TOPIX100・インデックスファンド<DC年金>インデックス
 132.48億円19.60%0.264%
なし2002/05/28国内

※上記ランキングは2023年8月7日現在の実績値に基づき作成。
※SBI証券のiDeCo運用対処除外商品は除外しております。
※引用元:SBI証券

コストで選ぶなら

信託報酬が低いファンドを5位までをピックアップしました。

順位運用銘柄名運用手法
純資産総額3年リターン信託報酬
信託財産留保額
購入時
手数料
設定日投資対象
1位三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)インデックス
ランキングアイコン24,977.54億円25.51%0.22000%
なし2018/07/03米国
2位ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドインデックス
5,507.97億円23.78%0.09889%以内

なし2013/12/10先進国(日本を除く)
2位三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国株式インデックスインデックス
5,214.57億円23.83%0.09889%以内
なし2017/02/27先進国(日本を除く)
4位SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))インデックス
 1,310.54億円21.71%0.1102%程度
なし2017/12/06全世界
5位三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)インデックス
 2,977.98億円22.18%0.1133%以内
なし2018/03/19先進国(日本を除く)ならびに新興国

※引用元:SBI証券

総合的に選ぶなら

iDeCoの投資対象銘柄をリターンや信託報酬など勘案して総合的に選ぶなら下記の3つがおすすめです。

運用銘柄名運用手法
純資産総額3年リターン実質信託報酬
信託財産留保額
購入時
手数料
設定日連動指数
SBI-SBI TOPIX100・インデックスファンド<DC年金>インデックス
ランキングアイコン132.48億円19.60%0.264%
なし2002/05/28国内
日本経済の成長を信じるなら、東証TOPIX100に連動するファンド。日本国内の株式インデックスファンド。
SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド(愛称:雪だるま(全世界株式))インデックス
ランキングアイコン1,310.54億円21.71%0.1102%程度
なし2017/12/06全世界

全世界株式の動きを捉えるFTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動。低コストで日本を含む全世界の株式への投資が可能なファンド。

セゾン-セゾン・グローバルバランスファンドインデックス
ランキングアイコン3950.31億円11.58%0.56%±0.02%程度
0.1%
なし2017/08/16全世界
国内株、米国株だけでなく、国債などの債券やリートなどの8資産に均等に分散されるため、初心者にお勧め。国内・先進国・新興国の株・債券+国内・先進国のリート8資産に均等にバランスよく投資出来ます。

引用:SBI証券

関連記事→【年代別】20代〜60代におすすめのiDeCoのポートフォリオとは

楽天証券でiDeCo商品を選ぶなら

楽天証券の販売するiDeCoの金融商品は30本以上ありますが、楽天・全世界株式インデックス・ファンドは人気もあります。米国企業を中心に全世界の企業へ投資するファンドです。アップルやアマゾンなど成長株を含む約8,800銘柄で構成されています。バンガード・トータル・ワールドストックETF(VT)(全世界の約8,800銘柄を組み入れ)を中心としたファンドです。一国一企業に寄りすぎないバランスのいい分散投資ができるのが特徴です。

運用銘柄名運用手法
純資産総額3年リターン実質信託報酬
信託財産留保額
購入時手数料設定日連動指数
楽天・全世界株式インデックス・ファンドインデックス
ランキングアイコン3356.40億円19.06%0.195%
なし2017.09.29先進国・新興国
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)に連動した世界に投資できるファンド

引用:楽天証券

まとめ

NISAとiDeCoの違いを解説のイメージ投資に興味を持つ方は増えています。しかし、なかなか最初の一歩を踏み出せずにいる方も多いようです。NISAもiDeCoも基本的には長期的スパンで投資を続けることで得られるメリットが大きくなる制度です。そして両者とも投資額、投資先を自分で決定して、自己責任の下で資産を運用するという点では共通しています。

税制優遇措置の内容や使い勝手の良し悪しなど違いがありますので、それぞれの特徴を理解して自分のライフスタイルに合った投資方法を見つけてください。くれぐれも、無理のない範囲で続けていくことがおすすめです。

なお、2023年中にNISAで投資をした場合、現行制度のルールが適用になりますので注意してください。また、すでにNISA口座を保有している場合は、2024年から自動的に新NISAへ移行します。

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