株のプロが教える!成功するための株式投資の始め方をわかりやすく解説

最近、SNSなどで20代・30代世代が投資している投稿をよく目にしませんか?自分と同じ世代の発信を見て、“自分だけ取り残されているのでは?”という危機感を感じている方もいるのではないでしょうか。

実際、楽天証券は2024年4月に証券総合口座数が1,100万口座を突破しましたが、新規口座の開設では、30代以下が6割強を占めており、若い世代を中心に投資への関心が高まっていることがうかがえます。

投資といっても、種類(株・債券・投資信託・FXなど)がたくさんあります。

今回は、投資の入り口である株式を、株のプロの立場から「正しい株式投資の始め方」について、初心者の方に向けてわかりやすく解説いたします。この記事だけで、株式投資を始める上で大切な証券会社選び、株式までの購入流れ、株式投資をする上での注意点がわかります! 

初心者が成功するための株式投資の始め方 

株式投資を始める初心者がすべき準備は3つ

1.株の仕組みを把握する

株の仕組みを把握しましょう。株式投資を始める上で、株式市場での取引や株価の変動の仕組みを理解することが不可欠だからです。以前このような方がいました。

「どうやら新規上場する株は確実って言っていいほど儲かるらしく人気みたい。とりあえず資金を費やして、今は使わない資金だししばらく放置しておこう!」という方がいらっしゃいました。しかし、新規上場した株は初値(上場後初めてつく値段)が購入価格より上がったものの、それ以降購入価格から下回ったまま・・・。

結果として、資産を減らしてしまいました。これは、株式投資の仕組みを理解していないからです。そのため、準備として最初に株の仕組みをしっかり把握しましょう。

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2.株式投資のメリット・デメリットを把握する

株式投資のメリットとデメリットがあります。まずはそれらを把握し、預金と株式投資の違いを理解しましょう!なぜなら預金と株式の違いを理解することができると、正しい株式投資を始めることができるからです。

以下に、それぞれのメリットとデメリットをまとめました。

メリットデメリット
・大幅な利益が期待できる
・銘柄によっては、配当や株主優待がもらえる
・株主になることで、企業の意思決定に参加できる
・難易度が高く勉強が必要
・投資判断を自分で行う必要があり、初心者には難しい
・預金と異なり、元本保証ではないため、元本割れし損をすることも

3.株式投資で利益を得る方法を選ぶ

株式投資で利益を得る方法は、以下の3つがあります。

(1) 株式を売って利益を得る方法

株式の最大の魅力は、購入した企業の株価が上がり、売って得られる利益である「売却益」です。他の方法と比べて、大きな利益を得られる可能性があるという特徴があります。

例えば、1株1,000円を1,000株購入し、後にその株価が2,000円になり保有の1,000株を売却した場合、その利益は100万円になります。

〔2,000円(売却時価格)―1,000円(購入価格)×1,000株=1,000,000円〕

(2) 配当金をもらって利益を得る方法

配当金を狙う方法は、安定的な利益を目指す方法の一つです。保有している株式から得られる利益である配当金は、売却益とは異なり、株式を所有するだけで得られます。

例えば、1株あたり配当金が10円で1,000株保有していた場合、配当金を1万円受け取れます。

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(3) 株主優待をもらって利益を取る方法

株主優待は、その企業の製品やサービスなどの「優待品」をお得に受け取ることができる制度です。株価の安定が期待できる長期的な株式保有者に対して、企業が恩恵を提供するための制度です。

例えば、マクドナルドは、年2回食事券をプレゼントしてくれます。この3つの方法の中で、初心者が始めるべきものは、売却益です。なぜなら、配当金や株主優待は魅力的ですが、配当が高いから、優待がもらえるからとそれを期待して買った後、株価が下がり、投資資金が減ってしまっては利益を得ることができないからです。

例えば、みずほFG(8411)は、1株あたり年間配当予想85円で、配当利回り5.27%と、東証プライムの予想平均配当利回りの2.49%より高いため、配当狙いの投資家に人気があります。しかし、配当が高いからと5年前に購入したら下記のようになります。

【5年前と現在の株価を比較】

投資額:2,022円(株価)×100株=202,200円(2017年12月)
評価額:(株価)×100株=161,100円(2022年12月6日現在)

投資額がマイナス41,100円になっています。

今まで受け取った配当金の38,000円を加味しても、損失が出ています。これでは、資産を増やすどころか資産を減らしています。なので、初心者は売却益を狙う方法を選びましょう。

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証券口座開設~株を購入するまでの実際のフロー

では、実際の証券口座をどこにするか決めてから実際の株式購入までの流れをご紹介します。

手順

  • ①証券会社を決める  
    ①-2.どのネット証券にするか決める
     ・SBI証券
     ・楽天証券
    ②スマホ・PCでアクセス
    ③SBI証券申し込み、ID・パスワードが発行される
    ④本人確認書類を提出
    ⑤口座開設完了通知の受取
    ⑥初期設定を行う
    ⑦初期パスワード設定
    ⑧投資先の選定
    ⑨入金する
    ⑩株式を購入する

①証券会社を決める

株式投資を始まるためには、まずは証券会社に口座を作る必要があります。なぜなら、一般的な株式は証券取引所で直接購入することはできず、証券会社を通じて購入する必要があるからです。まずはどこの証券会社に口座を開設するか決めましょう。

証券会社は大きく2種類に分かれます。

 ・対面型証券・・・店舗を構えて営業を介して株式取引を行う
 ・ネット証券・・・店舗がなくインターネットなどで株式取引を行う

初心者の方が、証券会社を選ぶポイントは、手数料取引形態です。対面型証券会社である野村證券は、店舗での手数料の場合

約定条件手数料
20万円以下の1約定2,808円(電話:1,954円)

株は「売り」と買いで利益が確定するので、手数料は2約定分発生します。例えば20万円の「買い」と20万円の「売り」をした場合、手数料は5,616円になります。

この「買い」と「売り」の手数料を加味して利益が出せるのかがポイントです。

一方、ネット証券であるSBI証券の場合

スタンダードブラン手数料
1注文あたり取引額10万円まで99円
1注文あたり取引額20万円まで115円
1注文あたり取引額50万円まで275円

仮に20万円の「買い」と20万円の「売り」をした場合、手数料は230円となり、ネット証券であるSBI証券の手数料は格安であることがわかるかと思います。

私たち、ライジングブルは手数料の圧倒的な安さからネット証券をおすすめします。とくに初心者の方は取引額が少ないので、株で勝てても儲けが少ないのにさらに手数料が高いと全然儲けがでません。そのため、初心者の方ほど手数料の安いネット証券がおすすめです!(※1)約定・・・売買が成立すること

①-2. どのネット証券にするか決める

 ネット証券は数多くあり、どこのネット証券にしたら良いか迷ってしまうかと思います。そこで、選択の際に考慮すべき3つのポイントを挙げます。

  • 手数料の安さ→同じ売却益でも、より多くのお金を手元に残せる
  • 取り扱い商品→種類が多いと投資先の幅が広がる
  • 既に口座がある銀行の関連証券会社→入金などスムーズ

この3つのポイントを踏まえた上で以下の2つのネット証券をおすすめします!

SBI証券
・ネット証券最大手。
国内株式の取引手数料は0円!スタンダードプラン・アクティブプラン、どちらのプランのお客さまも条件を満たすことで、約定代金に関わらず取引手数料が0円となります!
現物取引、信用取引、S株(単元未満株)も対象です。

・国内株式の夜間取引も可能。IPO銘柄の取扱数は証券業界でもダントツ!さまざまな取引で、Tポイント、Pontaポイント、dポイントを貯めることができる。
・提携銀行である新生銀行の口座から、SBI証券の口座へ無手数料でリアルタイムに入金が可能。

楽天証券
・国内株式取引

現物取引:0円
信用取引:0円

※1ゼロコースをご選択の上、Rクロス®とSOR利用が必須となります。かぶミニ®:0円(買付・売却)
※オペレーターを通じてお取引される場合は、現物株式(単元株)の取引手数料3,795円(税込)~です。
※寄付取引のみスプレッド無料。リアルタイム取引は、東証参考価格に0.22%のスプレッドを加減算した価格で約定します。

・NISA
国内株式:成長投資枠 0円(国内ETF・ETN・REIT・かぶミニを含む)
米国株:成長投資枠 0円(米国ETF含む)
海外ETF:成長投資枠 0円(中国ETF、シンガポールETF)
投資信託:成長投資枠・つみたて投資枠 0円(ファンドによっては売却時に信託財産保留額がかかるものがあります)

・手数料の1%を楽天ポイントでポイント還元! 貯まったポイントは、国内現物株式などの購入にも利用できる。
・取引から情報収集、入出金までできるトレードツール「マーケットスピード」が有名
・ツール内では日経新聞の記事も無料で読むことができる。
・楽天銀行から楽天証券へ無手数料でリアルタイムに入金が可能
・楽天銀行との口座連動サービス「マネーブリッジ」を使えば、普通預金金利が5倍に大幅アップ!

株式投資を行う上で必須の証券口座ですが、選び方を間違えるとせっかくの儲けが大幅に減ってしまうことになります。それでは資産は増やせません!弊社の考えをもとに、ご自身が利用しやすいと思うネット証券を決めてください。

②スマートフォン・PCでアクセス

口座開設をする証券会社が決まったならば、次は、「〇〇証券 口座開設」と検索しましょう!なぜなら、証券会社毎に口座開設の手順が若干異なるからです。なので、まずは口座開設したい証券会社の口座開設方法を調べましょう!今回は、弊社がおすすめするネット証券会社、SBI証券の申し込みをご説明します。

【SBI証券の場合】
「SBI証券 口座開設方法」と検索すると下記の画面が出てくるので、「口座開設の流れ 簡単4ステップでお取引!」をタップします!

SBI証券 口座開設方法の検索結果画面

「口座開設の流れ 簡単4ステップでお取引!」をタップすると次にこの画面がでてきます。

③SBI証券申し込み、ID・パスワードが発行される

早速口座開設の申し込みをしましょう!解説はスマートフォンでの申し込みになります。

STEP1.画面下の「口座開設にすすむ」をタップ。

口座開設画面

STEP2.メールアドレスの登録をする

メールアドレスの登録画面

STEP3.送られてきた認証コードを入力する。

認証コードを入力画面

STEP4.基本情報を入力する(17項目)

 居住地・氏名・生年月日・性別・電話番号・住所を入力。

基本情報を入力画面

●納税方法の選択

株式取引では、取引で得た利益対して、20.315%(所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%)の税金がかかります。納税方法は3パターンがあり、この中から1つを選択します。

納税方法の選択

○特定口座 源泉徴収あり
株式の売却益・配当金の利益にかかる税金を、投資家に代わって証券会社がすべて行ってくれるので、ご自身で確定申告する必要なし! 初心者に向いている。

○特定口座 源泉徴収なし
確定申告の必要あり。ただ、損益計算は証券会社が行っている為、確定申告は証券会社が発行する「特定口座年間取引報告書」を用いて簡単にできる!複数の口座で損益通算したい方や、株の損失を3年間繰り越せる「繰越控除」を利用したい方に向いている。

○一般口座
損益計算から確定申告まだ、すべて投資家自身が行う必要あり!ある程度の経験がある人でないと難しい。

投資初心者の方は、証券会社が投資家に代わって税金の計算・納付を行ってくれる「特定口座 源泉徴収あり」を選択することをおすすめします!

●「NISA」の選択

この3種類から1つ選んでください。

「NISA」

先ほどお話した通り、本来であれば株式投資で得た利益には、20.315%の税金がかかります。一方NISA口座を活用すれば、年間一定金額(年間投資上限額)の範囲で購入した金融商品から得られる利益に対して税金がかからなくなります。

ただし、NISA口座は、1人1口座しか作ることができず、現在はつみたてNISAと一般NISAの併用ができません。まず、NISAの選択をする前に2つの違いを理解しましょう!

 つみたてNISANSIA
対象者日本にお住まいの20歳以上の方
投資方法積立投資通常の買付・積立投資
非課税保有期間20年5年
年間投資上限額40万円120万円
対象商品一定の投資信託上場株式・ETF・REITなど

今回は、「株式投資を始める」なので、投資できる商品として株式が含まれる「一般NISA」の申し込みをタップしましょう!

●住信SBIネット銀行 口座開設同時申し込みの有無
SBS証券口座を開設すると同時に、住信SBIネット銀行の口座を開設することができます。住信SBIネット銀行の口座とSBI証券の口座を連動させるハイブリット預金なら普通預金金利が年0.01%と本来の普通預金金利の10倍!また、資金を手数料無料かつ自動で移動ができるので、投資代金の入金忘れなどが防げます。

とくに銀行口座にこだわりがなく、お得な仕組みを活用されたい方は、口座開設をおすすめします。もちろんこちらの銀行口座開設をしなくても、SBI証券は利用できますのでご安心ください

●新生銀行 口座開設同時申し込みの選択

新生銀行 口座開設同時申し込み

こちらも、SBI証券口座を開設すると同時に、住信SBIネット銀行の口座を開設することができます。新規の方向け年利1%(3カ月物)の円定期があり、この低金利下には好金利!

また、SBI証券総合口座へリアルタイム入金が可能なので、投資資金の不足代金などをすぐ補充できるのが魅力的。とくに銀行口座にこだわりなく、お得な仕組みを活用されたい方は、口座開設をおすすめします。

もちろんこちらの銀行口座も開設しなくても、SBI証券は利用できますのでご安心ください。

●キャッシュカードの色の選択
●キャッシュカードの名前(ローマ字)入力
●新生銀行の利用目的
●カードローンのご案内
●SBI証券ポイントサービスの申し込みの有無

SBI証券にはポイントサービスというものがあり、有効的にポイントを貯めたりポイントを投資に使うことができるようになります。サービス利用料はかかりません!投資をしながらポイ活ができるお得なサービスなので、ぜひ申し込んでおきましょう!

●ポイント選択(Tポイント、Ponta、dポイント)
ポイントサービスを申し込むと、どのポイントを利用するか選択する必要があります。ご自身がよく使うポイントを選択してください。

以上の17項目を入力が終われば次のステップです!

STEP5. 規約を読んで同意する規約がPDFで表示されますので、最後まで読んだら「同意する」をタップし、次に進んでください。

STEP6. 口座開設方法を選択する(口座開設方法は2種類)

インターネット
・口座開設最短翌日!
・インターネットで手続きで完結します。
・事前に必要書類を写真に撮っておくと、電車移動などの隙間時間に完結できます。
・書類の提出はアップロードで行う必要があります。
・ユーザーネームやログインパスワードも口座開設の申込受付時に表示されるため、忘れないように注意が必要です。

郵送
・申し込みに必要な「口座開設申込書」が送られるので、それをもって手続きが開始されます。
・口座開設が完了するまで、口座開設申込書返送後約10営業日程かかります。
・すぐ始めたいという方には不向き。

投資初心者の方は、簡単で時間もかからない「ネットでの口座開設」をおすすめします!最後に、ネットで口座開設を選択し、「申し込む」をタップすれば、口座開設申し込みの受付が完了します!

申し込み完了後、ユーザーネームとログインパスワードが表示されるため、忘れないようにスクリーンショットなどをして保管しておいてください!

④本人確認書類を提出(スマホの場合)

オンラインで口座開設を選択された方は、続いて本人確認の提出です!

・「ご本人さま確認」のページにて、先ほどのユーザーネームとログインパスワードを入力し、ログインしてください。
・「口座開設状況」確認いただき、書類の提出を選択ください。
・提出書類や提出方法を選択し、本人確認書類をアップロードしてください。

本人確認書類

⑤口座開設完了通知の受取

提出書類の審査等が完了したら、選択された方法で「口座開設完了通知」が届きます。

「メールで受け取る」を選択

申し込み時のメールアドレスに取引パスワード設定ページへのURLが届くので、アクセス後、任意の取引パスワードを設定

「郵送で受け取る」を選択

登録した住所に、取引パスワードが届きます。郵送だと、時間がかかってしまうので、「メールで受け取る」を選択することをおすすめします。

⑥初期設定を行う

本人確認書類の審査完了後、初期設定が可能です。取引を始めるには下記の内容は必ず設定する必要があるので、ログイン後すぐに設定しておくことをおすすめします!

お客様情報の入力

メールアドレス・国籍・職業・世帯主との続柄・インサイダー登録
上記の中でも特に、インサイダー登録は「インサイダー取引」(※)を防ぐために重要な項目なので、理解した上で入力しましょう!※会社の関係者が会社の内部情報を使って自社株などを取引する不正行為

振込先金融機関口座登録
国内株式手数料プラン・株式数比例配分方式の登録

株式数比例配分方式とは、各証券会社にお預けの株式などの数量に応じた配当金をお客様の証券口座で受け取る方法です。NISA口座で購入した株を非課税で受け取りたい場合や特定口座の源泉徴収内で損益通算したい場合は、登録必須となります!

納税方法で、証券会社に納付をお願いする「特定口座 源泉徴収あり」を選択された方は、申し込む必要があります。

投資に関する質問など

⑦初期パスワード設定

「ネットで口座開設」をし、口座開設完了通知をメールで受け取った方は口座開設完了通知が届いたら、取引パスワードを設定します。取引パスワードを設定できれば、いよいよ取引が開始です!

⑧投資先を選定

例えば東京証券取引所には下記の区分があります。

・プライム市場:流通株式時価総額が100億円以上で、基本大企業の向けの市場
・スタンダード市場:流通株式時価総額が10億円以上で、中程度の企業向けの市場
・グロース市場:スタートアップなどの高い成長があるがリスクも高い企業向けの市場

それぞれの市場への上場基準は異なり、取り扱う銘柄には特色があります。それを踏まえたうえで、商品やサービスになじみのある企業の株価や、少額から投資できそうか、などの視点でまずは銘柄を選んでみます。

⑨入金する

投資先が決まったら、買付費用を入金します。SBI証券においては、完全前受金制の為、買付のタイミングを逃さぬよう予め多めに入金しておくのが良いかもしれません。

⑩株式を購入する

いよいよ株式を購入します!まず、証券口座へログインし、注文画面から取引を行います。

  • 購入したい株の数量(株式数)
  • どの口座で(NISA、一般口座、特定口座)
  • いくらの値段で買うか(注文方法)
  • いつまでの期間、注文を有効にするか(注文期間)

株式を購入する注文方法は、2種類
・「指値注文」指定した価格以下になったら買いたい!と値段を指定するのが「指値注文」
・「成行注文」いくらでもいいから今買いたい時に値段指定しないのが「成行注文」

どちらかを選択し、各項目を入力後、注文ボタンを押せば注文完了です!

初心者が株式投資を始めるときの3つの注意点

①正しい情報を 収集する

投資をする上で、大切なことは、信頼できる情報元から情報を収集することです。SNSやインターネットなどに多くの株式情報があふれていますが、すべてが正しい情報とは限らないからです。

実際に、インターネットの掲示板に株価を吊り上げるために嘘の情報が投稿されていたことがありました。そのため、正しい情報を収集する為には、新聞・証券会社や投資顧問などのプロなどから発信される情報を収集し検証する必要があります。

②思い切って損切りをする

株式投資は、利益を期待して行うものですが、損をすることもあります。その時は、損している株をあえて売却すること(=損切り)も大切です。なぜなら、株価の下落が進む前に売却することで、損失を最小限に抑えることができるからです。

例えば、無印良品を展開する良品計画は、1年前(2021年11月1日)の株価は2,130円でしたが、現在(2022年11月1日)の株価は1,451円です。

有名な会社であるから、いずれ上がるだろうと保有し続けていたら、1年後の現在では約32%損失がでてしまいます。仮に、株価が2,017円であった2021年11月15日に売却していれば、約5%の損失ですんでいます。そのため、早め早めの損切りが、結果として貴重な投資資金を守り、次の投資へとつなぐことができるのです。

③少額から投資をはじめる

投資と言えば、「まとまった資金が必要」という考えの方は多いと思いますが、初心者は特に、少額から投資を始めることが大切です。なぜなら、少額であればリスクを抑えることができる反面、リターンは無限だからです。

例えば、投資額300万円であれば10%下落した場合、損失は30万円です。一方、投資額30万円であれば同じく10%下落でも、損失は3万円ですみます。同じ10%の下落でも、損失額が大きく変わることがわかります。そのため、投資を始めるには少額で始めることが大切なのです。

まとめ

・株式投資で資産を増やすには、しっかりとした準備が必要!
・株は、売却益、配当金、株主優待の3つの利益があるが、その中でも売却益と配当金を狙うこと!
・投資を行うには、正しい情報を取得し、少額で投資を始める。
・株価が下がっているときは、上昇をまたずに、思い切って損切りすることが大切。
・自分で正しい情報を収集することが難しい方は、投資顧問などのプロにたよってみる。

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