【米国株】配当利回り5%超のおすすめ高配当5銘柄を紹介!NISA成長投資枠活用も

配当利回り5%超おすすめ高配当5銘柄のイメージ

2024年から新しいNISA制度が開始されるとあって、株式投資などが脚光を浴びています。NISAをどのように活用すべきか?と悩んでいる人も少なくないことでしょう。

経済誌などを見ると、NISAでの投資先の一つとして米国株を挙げる人も多くいます。日本の株式以上に高配当な銘柄も多くあり、大きな魅力があるためです。

しかし、NISA制度を活用する場合はいくつか注意する点もあります。

そこでこちらの記事では、米国株投資のメリット・デメリット、おすすめの米国高配当株の紹介、そしてNISAを活用する場合の米国株との相性や投資する際の注意点についてまとめてみました。

起こりうるリスクに対して備えることができれば、投資を過度に恐れる必要はありません。自分なりの最適解を導き出すためにも米国株やNISA制度の特徴はしっかり押さえておきましょう。

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米国株投資の基礎知識

米国株投資の基礎知識のイメージ

まずは、米国株とは、それに投資するとはどういうことか?について解説します。

高配当であったり、企業の成長に期待できるとの声も大きい米国株ですが、当然メリットだけでなくデメリットもあることは理解しておきましょう。

米国株投資とは

米国株投資とは、その名の通り米国で上場している企業の株式に投資をすることです。

数ある外国株の中でも、世界人口第3位のアメリカでは、イノベーションが盛んに起こっており、成長著しい企業が数多く存在しています。

今や多国籍企業としてグローバルな知名度を誇るグーグルやマイクロソフトなども米国の企業です。

こうした誰もが知っている大企業や新しいサービスを提供するスタートアップ企業など、世界一位の取引量を誇るニューヨーク証券取引所等に上場している米国企業に投資することを一般的に米国株投資といいます。

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米国株投資のメリット

米国株投資のメリットは以下の通りです。

高配当な株や年々増配する株が多い

米国では、会社は資本を保有する株主のものという認識が強く、株主もそのつもりで企業と関係をもちます。それゆえ、株主還元の意味で高配当だったり、毎年配当金が増える増配株が多いのが特徴です。こうした株を長期的に保有することで、インカムゲインを着実に享受することができます。

GAFAMといった有名企業に投資できる

世界経済を支える大企業に投資できるのは大きなメリットでしょう。世界中の人が利用するため、利益も大きいです。GAFAMは、グーグル・アップル・フェイスブック(現メタ)・アマゾン・マイクロソフトの頭文字をとった総称で、実際サービスを利用している企業に投資できます。

1株からでも購入できる

米国株は最低単元が1株なので、1株から気軽に株を購入することができます。巨額の資金がなくても少額から投資できるのも大きな魅力です。

米国株投資のデメリット

米国株投資のデメリットは以下の通りです。

為替の影響を常に受ける

海外の株式に投資することになるので、為替変動リスクが常につきまといます。円高の時に資金を米ドルに移して投資をし、利益を円安の時に円で受け取ると良いのですが、逆の場合は損失を被る可能性があります。株価だけでなく、為替の動向もチェックしていく必要がある点は注意しておきましょう。

売買手数料が割高になる

1株から手軽に買える米国株ですが、売買手数料が日本株に比べて割高です。日本株であれば、手数料無料で買付ができますが、米国株の場合売買手数料が無料なのはごく限られた条件のみとなります。

大手ネット証券でも約定代金の0.495%(上限22ドル)が手数料として買付時、売却時ともにかかるので、微益ではやはり損失になる可能性があります。

二重課税になる可能性がある

米国株の配当金を受け取る際には、米国で10%の課税の後、日本の税制に基づいて20.315%の税金が引かれることになります。つまり、二重に課税されることになります。外国で課された税額分は外国税額控除という制度で確定申告することで控除ができるのですが、手続きが煩雑になることは頭に入れておきましょう。

配当利回り5%超の高配当米国株5選

配当利回り5%超の高配当株を探すイメージ

為替変動リスクや売買手数料の割高さを考えると、米国株の利点である高配当な株式を保有するのが利益を最大化するのには良いといえるでしょう。

具体的に高配当で知られる株銘柄について厳選した5つをご紹介します。(株価などは2023年12月5日段階)

1.アルトリアグループ(MO)

アルトリア・グループは、アメリカNo.1のたばこメーカーです。

マルボロやラークといった日本でもおなじみのたばこを製造・販売しています。

最近は健康志向によってたばこの需要が減少するとの予想も出ていますが、価格改定などが容易にでき、電子タバコや加熱タバコの普及もあって、50年以上連続増配を記録している企業です。

景気の変動も受けにくく、コロナ禍でも株価も好調、業績も安定している点でおすすめできる企業です。

<基本情報>アルトリア・グループ(MO)

バージニア州に本社をもつ、米国のたばこ・ワイン製造持ち株会社。

・配当利回り:9.22%
・株価(1株):42.5ドル
・最低買付金額:42.5ドル
・配当支払月:10月

2.AT &T(T)

AT&Tは、世界最大の通信企業です。

長期的なシェア低下や買収先事業の低迷などがありましたが、既存顧客も多いことから安定期な利益が確保されています。

2022年に一時的に減配を発表しましたが、それまで36年連続で増配しており、現在の配当利回りも6%を超える高配当株の筆頭です。

<基本情報>AT&T(T)

米国および海外で無線・有線情報通信事業を展開する企業。

・配当利回り:6.66%
・株価(1株):16.66ドル
・最低買付金額:16.66ドル
・配当支払月:11月

3.ファイザー(PFE)

ファイザーは、コロナウイルス感染症ワクチン「コミナティ」で認知度を高めた世界最大規模を誇る医薬品会社の一つです。

新薬開発に積極的で、医療機関や規制当局などとも緊密に連携している企業です。コミナティ以外にも静脈血栓塞栓症の治療と再発予防に使用される「エイキュース」や肺炎球菌感染症予防を対象とした「プレベナーファミリー」などの薬を製造・販売しており、毎年新薬の上市も数多く、不景気にも強い高配当株といえます。

<基本情報>ファイザー(PFE)

研究開発も行う世界最大規模の医薬品会社。

・配当利回り:5.6%
・株価(1株):29.28ドル
・最低買付金額 :29.28ドル
・配当支払月:12月

4.スリーエム(MMM)

スリーエムは、幅広い分野で事業を展開するテクノロジー企業です。3M=Minnesota Mining Manufacturingの略で、ミネソタ州で生まれた鉱業や製造業を中心とした会社です。

現在は、鉱業から端を発して化学・電気関連の部門をもつ他、一般消費財などの販売も手がけています。ポストイットやスコッチセロハンテープといった消費者にとって身近な製品も提供している企業です。

<基本情報>スリーエム(MMM)

さまざまな製品・サービスを展開する多角的なテクノロジー企業。

・配当利回り:5.8%
・株価(1株):103.44ドル
・最低買付金額:103.44ドル
・配当支払月:12月

5.ダウ(DOW)

ダウは、化学関連の大手企業で、プラスチックやシリコーン事業などを展開しています。

事業の中心は樹脂・プラスチック成形加工事業で、ポリエチレン樹脂からポリマー改質剤まで幅広い製品を取り扱っています。

世界中に販売拠点を持ち、コロナ禍で経営状況が悪化していましたが、現在は上昇基調で配当利回りも上昇してきています。

<基本情報>ダウ(DOW)

アメリカの化学大手で電子材料や自動車部材なども製造する企業。

・配当利回り:5.3%
・株価(1株):52.1ドル
・最低買付金額:52.1ドル
・配当支払月:12月

新NISAで米国株を購入する際の注意点

新NISAで米国株を購入する際の注意点のイメージ

せっかくだから新しく始まるNISA制度を活用し、米国株投資を始めてみようかと思っている人もいることでしょう。

しかし、新しいNISA制度にはいくつか決まりがあるので、必ずしも米国株と相性がいいというわけではありません。

新しいNISAの制度内容もしっかり理解してから始めるのが良いでしょう。

つみたて投資枠は基本的に投資信託のみ

まず、新しいNISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の2つの投資枠が設定されます。

それぞれ特徴があり、つみたて投資枠は現行のつみたてNISAに似ていて、投資対象となる金融商品が基本的に投資信託などに限られます。

それゆえつみたて投資枠(上限120万円/年)では、米国の個別株を購入することができないので注意が必要です。

成長投資枠で個別株が購入できる

他方、成長投資枠では、株式やETFなどを保有することが可能です。

成長投資枠(上限240万円/年)であれば、日本だけでなく、米国や他の外国の株を保有することができます。

注意しなければならないのは、NISA口座で株式等を購入した場合、上限額まで金融商品を保有してしまうとそれ以上追加で買付などができなくなります。

それゆえ、もし保有株が含み損をかかえてもナンピン買いなどができません。

損失を抱えたまま売却をすると、簿価方式で口座枠は復活しますが、他の口座との損益通算ができないデメリットもあります。

また、個別株でNISAの口座枠を埋めようとしても上限額ぴったりまで購入できないことがあるので、口座枠を余らせてしまう可能性もあります。

1円でも口座枠を無駄にしたくないという場合は、投資信託などの保有を検討するのが良いでしょう。

まとめ

成長投資枠で個別株が購入できるイメージ

米国株投資は、高配当株や増配株が多い米国市場に投資できたり、世界中で知られている有名企業に投資できるといった魅力があります。

実際に配当利回り5%を超える株式がいくつもあり、長期的に保有したい株式も多いです。

新しいNISAの口座で保有を検討している人もいるかと思いますが、口座枠には特徴があったりするので、NISAの制度内容を理解することも忘れないようにしましょう。

上手に活用すれば、米国株の良さとそのリターンを享受できるはずです。

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