投資=株式!?資産運用方法や株投資を始める前に押さえておきたいこと解説

株式投資をしている人のイメージ

近年は、「貯蓄から資産形成へ」という言葉が認知され、身近な人が投資を始めたという人も少なくないのではないでしょうか。

友人・知人が投資を始めたと聞くと、自分にやらなければいけないのでは?と不安に思う人もいることでしょう。

しかし、投資の知識について詳しい人はまだ多くなく、資産運用といえば投資、投資といえば株式を持つことだと思っている人も多いものです。

確かに株式投資は投資の王道ですが、だれにでも向いている資産運用方法かといえばそうではありません。

この記事では、株式を含めた資産運用の種類についてや株式投資を始めるためのステップガイドをまとめてみました。

株以外の資産運用を知りたい方や株式投資に興味がある方の参考になれば幸いです。

資産運用と投資の違い

資産運用のイメージ

資産運用や投資という言葉は、巷にあふれていますが、その2つの違いを理解している人は多くありません。

2つの言葉は似ていますが、まずは資産運用と投資の違いについて、説明します。

資産運用とは?

そもそも資産運用とは、自分が保有するお金(=資産)をさまざまなお金の置き場所に配分することを指します。

したがって、資産運用にはさまざまな方法があります。

詳しい資産運用の種類については、後ほど説明します。

資産運用は、その人の属性や総資産、今後のライフプランなどにより、最適なものが異なります。

投資とは?

投資とは、今ある資産のうち、将来お金を増やすために配分することを指します。

したがって、投資は資産運用の一種であり、人によっては投資すべき人とそうでない人がいます。

また、投資は中長期的に利益を得る方法ですが、短期的にリターンを得る方法を投機といいます。

ただし、投機はハイリターンである分ハイリスクです。

投資もその種類によって、ハイリスク・ハイリターンなものから、ローリスク・ローリターンなものまであります。

株式を保有することは投資であり、資産運用でもある

株式を保有することは、企業の成長などに期待する投資の一種です。

同時に、お金を殖やす手段として、資産運用の一つでもあります。

したがって、自分の資産をどうするか?と考えた時に必要に応じて行うべきことであり、投資の中でも株式という金融商品に投資することといえます。

資産運用の種類について

資産運用のイメージ

資産運用は、個々人によって何をすべきかが異なります。

まずは、資産運用にはどのような手段があるのか、代表的な6つの資産運用方法について説明します。

1.預貯金

預貯金は、金融機関にお金を預ける資産運用方法です。

預貯金には、普通預金や定期預金、積立定期預金などがあります。

預貯金のメリットは、すぐに引き出せることや元本保証の金融商品であることが挙げられます。

元本保証なので、自分が金融機関に預けたお金が目減りすることはありません。

ただし、低金利でインフレが加速している昨今、実質的に資産が目減りしてしまう可能性があります。

2.保険

資産運用には、貯蓄型の生命保険などが含まれます。

貯蓄型の生命保険だと毎月払い込んだ保険料を将来的に受け取ることができます。

もちろん、万が一の時に死亡保険金などを受け取れるので、長期的な保障を担保しつつ、満期になった場合はまとまったお金を受け取れるのがメリットです。

ただし、払い込んだ保険料以上のお金が戻ってくることはありません。

掛け捨て型の生命保険よりも保険料も割高になるので、計画的な利用が必要となります。

3.債券投資

債券とは、国や地方自治体、企業が資金調達のために発行するものです。

日本国内で発行される債券を国内債券と呼び、海外で発行される債券を海外債券と呼びます。

国内で財務省が発行する債券が国債です。

個人投資家に向けて、購入できる個人向け国債は、元本保証で満期まで保有すれば利息がついた状態で償還されます。

中途換金もできるので、現金化もしやすいのもメリットです。

ただし、債券のレートは低いので、他の金融商品よりもローリターンであり、満期前に解約すると、元本割れする可能性もあります。

4.投資信託

投資信託は、債券や株式を組み合わせた金融商品です。

複数の投資家から資金を集めて、運用は運用会社のファンドマネージャーが行います。

自分で個別に債券や株式の銘柄分析などをする必要がなく、運用をプロに任せられるというメリットがあります。

ネット証券などであれば、100円から購入することも可能です。

ただし、金融商品の管理や運用をプロにお願いするため、信託報酬などのランニングコストがかかります。

元本保証でないため、運用リターンが悪ければ資産が目減りする可能性があります。

5.株式投資

株式投資は、投資家が直接的に株式会社の株式を購入・保有する投資です。

株式を保有すると、投資家自体が株主となり、会社の出資者として、議決権の行使や企業が得た利益の一部を得る権利を持ちます。

企業が成長することで、株価が上昇すれば株式を売却することで売却益を得たり、配当金や株主優待などの利益を受け取ることができます。

ただし、企業の業績が悪化すれば株価は下落し、投資家の資産は目減りすることになります。

企業が倒産すれば、最悪の場合株式の価値はゼロになる可能性もあります。

6.不動産投資

不動産投資は、不動産を購入・管理して売却することで売却益を得たり、不動産を賃貸に出して賃貸収入を得る投資です。

投資信託や株式といったペーパーアセットではなく、不動産という現物資産を保有することになります。

不動産は、景気の影響を受けにくいため、一度賃貸収入を得られる仕組みが作れると安定収入になりやすいです。

ただし、初期費用が大きくなるため、人によっては融資を受けたりする必要があります。

修繕費や固定資産税などもかかるので、十分な資金計画も必要です。

物件によっては流動性が低く、売りたい時に売れないといった事態も起こるので、不動産を保有するリスクをしっかり把握してから投資を始めるべきでしょう。

株投資初心者が投資を始める前にやるべきこと

株式初心者が投資を始める前にやることのイメージ

株式投資は、資産運用の一種であり、お金を殖やすために有効な手段の一つです。

ただ、何も知らずに始めると資産を大きく減らしてしまうなど失敗してしまう可能性が高まります。

株投資を始めたいと考え始めたら、始める前にやっておくべきことしっかり実行してから投資を始めましょう。

何のために投資をするのか考える

まずは、何のために投資をするのかを考えましょう。

多くの人は結婚資金や教育資金といった将来的に必要となる資金を貯めるため、老後資金の足しにするためなどをぼんやりと頭に思い描いています。

しかし、投資をする目的が漠然としていると、投資ばかりに目がいってしまい、自己投資などにお金が使えなくなったり、金額が明確でないゆえに、最終的に必要金額を用意することができなかったといった事態も起こり得ます。

こうしたミスマッチを防ぐために、投資を始める前にしっかりと投資の目的と自分にとっての必要金額を明確にしておきましょう。

必要金額の算出に関しては、老後資金であれば総務省が出している「家計調査年報(家計収支編)」などが参考になります。

資産管理の目安を定めておく

いくつかある資産運用方法の中で、投資は基本的に元本保証ではありません。

投資は、将来的なリターンを期待して自分の資産を金融商品に配分しますが、必ずしもリターンが得られるとは限らず、株式であれば価値がゼロになる可能性すらあります。

したがって、投資を始める前に自分が保有する資産がどの程度目減りしても大丈夫かを明確にしておく必要があります。

株投資初心者は、たとえ数白円、数千円でも資産が目減りすると動揺してしまいがちです。

損失が出るとそれを取り戻そうと不必要に投資にお金を配分して、さらなる損失を出してしまうこともよくある失敗例です。

生活に必要な資金を確保しておくことはもちろん、最初はなくなってもいいと思える金額で投資を始めるのがおすすめです。

国内株式であれば、日本株の期待リターンは5.6%、リスク(標準偏差)は約23%というデータがあります。

これは年率5.6%のリターンが期待されるが、68%の確率で+23%から−23%の幅で期待値が変化することを意味しています。

つまり、国内株式に100万円を投資した場合、68%の確率で123万円になる可能性もあれば、77万円になる可能性もあるということです。

このリスクを許容できるかどうかが、株式投資に資産を配分してもよいかどうかの一つの目安になるといえるでしょう。 

(参考:GPIF 分散投資の意義② 投資のリスクとは)

利用する証券会社の口座開設をする

個人投資家は一般的に証券会社を通じて株式を購入することになります。

したがって、株式投資をしたい場合、利用する証券会社を決めて、口座開設をしておきましょう。

最近は証券会社HPで手続きが完了するので口座開設までの時間は短縮されていますが、証券会社の営業日に審査が行われるので、時間に余裕をもって口座開設をするのが良いでしょう。

また、2024年から新しいNISA制度がスタートするので、各社口座開設キャンペーンなどを実施しています。

候補となる証券会社の情報収集をして、お得に口座開設をしておけば、いつでも株投資を始めることができます。

日本国内で証券口座を開設した場合、口座を保有するだけなら無料でできます。

それゆえ、投資に興味をもったらひとまず口座開設をしておいても良いでしょう。

株式投資で利益を出すには情報収集が必須ですが、口座を保有するだけでも証券会社から相場情報やイベント・セミナー情報が受け取れるので、早めに口座開設しておくのはおすすめです。

初めての株式投資を成功させたい場合はプロに頼むのも1つの方法 

株式投資をやってみたいけれどどの銘柄を選んでいいかわからないといった不安がある方には投資顧問の利用をおすすめします。

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まとめ

新NISAのつみたて投資枠との相性が良いイメージ

先行きが不透明な昨今、誰もが自分にとって最適な資産運用をするべき時代になっています。

投資は資産運用の一種であり、人によってはする必要がないケースもあります。

とはいえ、給与が上がりづらくインフレが続く中で、投資は将来的なお金を殖やすために有効な手段の一つといえます。

株式投資は、直接的に個人が企業の株主となって、企業から利益の一部を得る投資です。

企業が成長することを期待して投資することは、企業を応援することにもつながっています。

しかし、企業の株価は企業の業績だけでなく、為替の状況や株式市場などの外的環境にも影響されます。

株式投資でリターンを得るためには常に勉強をする姿勢が必要です。

また、元本保証ではないので、資産が目減りする可能性があります。

株投資初心者が投資を始めるなら、まずは自分の資産がどの程度目減りしても大丈夫かを決めましょう。

投資を始める前にしっかりとルールを定め、必要な手続きを行なっておけば、安心して株投資を始められるはずです。

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