スペースX(Space X)IPOの買い方|SBI証券・楽天証券で申し込む方法と注意点【2026年6月】

スペースX IPO 初値はどうなる?強気・弱気シナリオのイメージ

イーロン・マスク氏率いるスペースX(Space X)が米国ナスダック市場へ6月12日上場予定とされる報道で大注目を集めています。

想定時価総額は最大2兆ドル(約316兆円)で、実現すれば史上最大のIPOとなります。

通常、米国企業のIPOに日本の個人投資家が上場前から参加することはほぼできません。しかし、今回はSBI証券・楽天証券・みずほ証券が国内向けにブックビルディング(需要申告)の取扱い予定を案内しています。

本記事では、スペースXの初値シナリオの分析から、SBI証券・楽天証券での申込方法、注意点まで解説します。

 スペースX(Space X)IPOの概要

スペースXのIPOイメージ

上場スケジュールと基本情報

項目内容
企業名Space Exploration Technologies Corp.(スペースX)
ティッカーSPCX
上場予定市場米国ナスダック(Nasdaq)
上場予定日2026年6月12日(予定)
 想定時価総額最大2兆ドル(約316兆円)※
株式分割5対1の株式分割を実施済み(2026年5月22日完了)
日本での取扱証券会社SBI証券・楽天証券・みずほ証券
日本での募集規模最大20億ドル(約3,200億円)の見込み

※2026年5月時点の報道による観測値。実際の価格・時価総額は変更される場合があります。

スペースXは2026年5月20日に米証券取引委員会(SEC)へ正式にIPO申請を提出しており、2026年6月12日に米国ナスダック市場へ上場予定です。

日本での販売は、SBI証券・楽天証券などが国内投資家向けの取扱予定を案内しています。ただし、登録届出書の効力発生前は販売や購入申込の受理はできません。仮条件・申込期間・購入申込の詳細は、各証券会社の正式発表後に確認する必要があります。

 スペースXとはどんな会社か

スペースXの事業内容

スペースXは、イーロン・マスク氏が2002年に設立した米国の宇宙開発企業です。

主な事業は以下の3つです。

1. ロケット打ち上げ・宇宙輸送

自社開発のロケット「ファルコン9」「スターシップ」でNASAや民間企業の衛星・貨物を打ち上げています。2025年の打ち上げ回数は170回、軌道投入質量は2,213トンで、年々増加しています(2023年:98回、2024年:138回)。

2. 衛星インターネット「スターリンク」

低軌道に数千機の通信衛星を展開して高速インターネットを提供するサービスです。スターリンクの売上はSpace X全体の約59%を占めており、事実上「衛星インターネット企業」として上場します。

3. AI・宇宙インフラ

SECに提出されたS-1では、宇宙・通信・AIにまたがる統合的なインフラ企業として説明されています。

 なぜ今、IPO?

スペースXはこれまで上場を避けてきました。Starshipの開発に集中するため、上場企業としての四半期プレッシャーを避けたかったからです。

しかし2025年以降、Starlink事業が急速に黒字化し、財務状況がIPOに耐えうるレベルに達したことが、今回の上場決断につながったとみられています。

スペースX IPO 初値はどうなる?強気・弱気シナリオで整理

スペースXのは初値予測のイメージ

2026年5月29日時点では公開価格が未確定のため、具体的な初値の数値は予測できません。公開価格が決まり次第、この記事を更新します。ここでは現時点で判断できる「強気・弱気それぞれの根拠」を整理します。

強気シナリオ:公開価格を上回る上昇シナリオ

根拠1:過去の超大型IPOの実績

史上最大規模のIPOは上場初日に大きく上昇するケースが多いです。たとえば、2012年のFacebook(現Meta)は公開価格38ドルに対して初日終値は38.23ドルとほぼ同水準でしたが、2019年のBeyond Meatは公開価格25ドルに対して初日終値163ドル(+552%)と異常な急騰を見せました。

注目度の高さと個人投資家の参加規模から見て、スペースXは上場初日に強い買い需要が集中しやすい条件が揃っています。

根拠2:指数組み入れへの期待

スペースXがNasdaqに上場すると、Nasdaq100やS&P500など主要指数への組み入れ審査が始まります。指数に組み入れられると、インデックスファンドや ETFが自動的に大量購入するため、需給が押し上げられます。

時価総額2兆ドルという規模は、S&P500の上位10銘柄レベルです。組み入れ審査が進む過程で継続的な買い圧力が発生する可能性があります。

根拠3:個人投資家の圧倒的な注目度

Polymarketの予測市場※では「時価総額1兆ドル超え」が99%で1位となっており、機関投資家だけでなく世界中の個人投資家の資金が集まる構造があります。日本でもSBI証券・楽天証券の口座開設・外国株口座再開の動きが急増しており、注目度の高さから競争率が激しくなる可能性が高いとみられています。※Polymarketの予測市場(2026年5月31日現在)

弱気シナリオ:公開価格割れ・上場直後に調整

根拠1:バリュエーションが極めて高い

2025年の売上が約150〜160億ドルとされる中、想定時価総額2兆ドルはPSR(株価売上高倍率)で約125〜133倍に達します。これはテスラやパランティアより高く、IPO史上ほぼ前例のない水準です。

「現在の業績」ではなく「15〜20年後の成長」を先取りした価格であり、少しでも成長期待が後退すると急落するリスクがあります。

根拠2:純損失49億ドルの先行投資フェーズ

S-1で開示されたスペースXの純損失は約49億ドル(約7,600億円)です。Starship・Starlink第2世代衛星への先行投資が続いており、現時点では利益を出していません。

上場後に四半期決算の開示が始まると、短期的な赤字拡大がネガティブ材料として意識されやすい構造です。

根拠3:過去の大型IPOでの調整パターン

FacebookのIPO(2012年)は公開価格38ドルに対して上場後3ヶ月で18ドル台まで下落(-52%)しました。Uberも公開価格45ドルに対して上場初日終値41.57ドルと公開価格割れスタートでした。

注目度が高いほど公開価格に期待が織り込まれ、上場後に「期待はずれ」として売られるパターンは繰り返されています。

現時点での総合判断

 

 

視点強気弱気
バリュエーション売上の125倍超は前例なし
注目度・需給世界的な個人投資家の参加期待先行で公開価格に織り込み済みの可能性
指数組み入れNasdaq100・S&P500への大規模組み入れ期待審査には時間がかかる
財務Starlink黒字化・売上成長継続純損失49億ドル・投資先行フェーズ
過去の類似事例Beyond Meat・Airbnbは初日大幅上昇Facebook・Uberは上場後に大幅調整

⚠️ 重要な注意点: 公開価格が未確定の今、「初値がいくらになるか」は誰にも予測できません。公開価格が発表されたら、この記事で「公開価格に対して何%の初値が想定されるか」を改めて整理します。

日本の個人投資家がスペースX IPOに参加できる理由

 取扱証券会社(SBI証券・楽天証券・みずほ証券)

通常、米国企業のIPOは日本の個人投資家が上場前から申し込む機会がほとんどありません。

しかし、今回はSBI証券・楽天証券などが国内投資家向けの取扱予定を案内しており、日本の個人投資家にもブックビルディングへ参加できる可能性があります。

証券会社取扱の種類備考
楽天証券ブックビルディング(需要申告)参加米国株式IPOサービスとして取扱い予定
SBI証券米国株式IPOの購入申込「SBI証券初!米国株式のIPO購入申込が可能」と案内
みずほ証券ブックビルディング参加米国みずほ証券からの委託として取扱い

報道では、個人投資家向けに「最大30%」の割当があるとされて、日本からも楽天証券・SBI証券・みずほ証券でIPO抽選に応募可能とされています。参考:日本経済新聞(2026年5月27日 )

⚠️ 注意
本記事で紹介しているSpaceX IPOの国内取扱いは、各証券会社が案内している予定情報に基づくものです。届出の効力発生前は、株式の販売や購入申込の受理は行われません。実際の申込期間、仮条件、抽選方法、購入条件などは、必ず各証券会社の公式サイトで最新情報をご確認ください。

ブックビルディングとは?

ブックビルディングとは、IPO(新規上場)の際に証券会社が投資家から需要(購入希望)を集め、公開価格を決める仕組みです。国内IPOと同じ流れで、以下のように進みます。

  1. 仮条件が発表される → 価格帯が提示される
  2. ブックビルディング期間に申し込む → 希望株数・価格を証券会社に申告
  3.  抽選 → 当選者のみ購入できる
  4.  購入申込期間 → 当選者が購入を確定する
  5. 上場日 → 取引開始

申し込みをしても当選しなければ購入できません。また当選に外れても費用はかかりません。

 SBI証券でのスペースX IPO申込方法

SBI証券では「SBI証券初!米国株式のIPOの購入のお申込みができます」として案内が始まっています。

申込の前提条件(確認が必要なもの)

  • SBI証券に口座を開設していること
  •  外国株式取引口座を開設していること(停止・廃止している場合は再開設が必要)
  •  必要資金(米ドル)を口座に用意していること

申込の流れ(予定)

  1.  SBI証券にログイン
  2.  「外国株式」→「IPO」から対象銘柄を確認
  3. 仮条件が発表されたらブックビルディング期間中に申込
  4. 抽選結果を確認
  5. 当選した場合、購入申込期間中に購入を確定

⚠️ 2026年5月29日時点では仮条件・申込期間は未発表です。 SBI証券の公式ページおよびメールマガジンで最新情報を随時確認してください。参照元:[SBI証券|スペースXのIPO株が購入できるチャンス!

関連記事
米国株IPOの買い方【2026年最新】|日本株との違いや注意点をわかりやすく解説

楽天証券でのスペースX IPO申込方法

楽天証券では、スペースXのクラスA普通株式を米国株式IPOサービスのブックビルディング(需要申告)対象銘柄として取り扱う予定と案内されています。

申込の前提条件(確認が必要なもの)

  • 楽天証券に総合口座を開設していること(未成年口座も可)。※法人口座は不可
  •  外国株式取引口座が有効であること(不正ログイン等で停止している場合は解除が必要)
  •  必要資金を口座に用意していること

申込の流れ(予定)

  1.  楽天証券にログイン
  2. 「米国株式」→「IPO・PO」から対象銘柄を確認
  3.  仮条件発表後、ブックビルディング期間中に申込
  4.  抽選結果を確認
  5.  当選した場合、購入申込期間中に購入を確定

⚠️ 2026年5月29日時点では仮条件・申込期間は未発表です。 楽天証券の公式ページで最新情報を確認してください。

参照元:[楽天証券|スペースX上場!楽天証券でブックビルディングに参加してIPOを獲得しよう!]

 スペースX IPOに申し込む前の注意点5つ

1.公開価格・申込期間はまだ未定

2026年5月27日時点では仮条件も提示されていないため、1株あたりの具体的な価格は未定です。全体の想定時価総額として1兆7,500億〜2兆ドル規模という報道はありますが、仮条件が決まるまで実際の申込価格はわかりません。

仮条件が決まれば一気にスケジュールが動き出します。SBI証券の公式ページやIPOページを定期確認し、メールマガジンにも登録しておきましょう。

2.申し込んでも抽選に外れると購入できない(競争率に注意)

ブックビルディングは抽選です。申し込んでも当選しなければ購入できません。当選者のみが公開価格で株式を取得できます。今回は日本での発行総額が大きく異なる可能性もあることが案内されており、配分数が少ない場合は競争率が高くなる可能性があります。

3.上場初日は値動きが激しい可能性が高い

過去の大型IPOでは、上場初日に公募価格を大きく上回った後、数週間で調整するパターンが頻発しています。当選して購入した場合は、上場初日の値動きに惑わされず、自分の売却基準をあらかじめ決めておきましょう。

4.為替リスクがある(米ドル建て取引)

スペースXは米国企業のため、取引は米ドル建てになります。(楽天証券は円建て取引)
円高が進んだ場合、購入時より売却時の円換算額が下がる可能性があります。為替の動向も考慮した上で投資額を決めましょう。

5.NISAで購入できる場合と条件

楽天証券、SBI証券はNISA成長枠が利用可能です。(みずほ証券は条件が出ていません)、抽選に通れば一般口座やNISAの成長投資枠などで購入できる見通しとされています。ただし以下の点に注意が必要です

  •  NISA口座は1人1金融機関です。すでに別の証券会社でNISA口座を開設している場合、スペースXのIPOを取り扱う証券会社でNISA購入できるとは限りません。
  •  NISAでの取扱い可否は各証券会社の正式案内で確認してください。
  •  2025年後半より問題化した「証券会社の不正ログイン」により、SBI証券と楽天証券の外国株式口座を停止している場合は、再開または再開設が必要です。

まとめ|スペースX IPO参加を検討する前に確認すべきこと

スペースX

スペースX(Space X)は2026年6月12日を目標に米国ナスダック市場への上場が予定されており、SBI証券・楽天証券などが国内投資家向けの取扱予定を案内しています。ただし、届出の効力発生前は販売や購入申込の受理は行われません。実際の申込開始日、仮条件、購入申込期間、抽選方法などは、各証券会社の正式案内を確認する必要があります。

初値については強気・弱気の両シナリオがあります。「注目度の高さと指数組み入れ期待」が強気材料である一方、「PSR125倍超の高バリュエーションと純損失49億ドル」が弱気材料です。公開価格が決まり次第、この記事で改めて整理します。

参加前に確認すべきポイントをまとめます

  • 口座確認:SBI証券・楽天証券の外国株式口座が有効な状態か確認する
  • 情報収集: 仮条件発表まで各証券会社の公式ページを定期確認する
  • 投資額の検討:米ドル建て・為替リスクを踏まえた投資額を事前に決めておく
  • 売却基準の設定:上場初日の値動きに備えて、あらかじめ利確・損切りの基準を決めておく

申込スケジュールの詳細は今後発表されます。最新情報は各証券会社の公式ページでご確認ください。

関連記事:[米国株IPOの買い方|日本株との違いや注意点をわかりやすく解説](https://www.risingbull.co.jp/stock/usstock-ipo)


※本記事の情報は2026年5月29日時点のものです。上場日・公開価格・申込期間等は変更される場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトでご確認ください。
※本記事は特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。
※株式投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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