
「世の中はインフレで資産が減っている」というニュースを見て、そろそろ真剣に資産運用を考えないと思うけれど、何から始めたらいいかわからない」「興味はあるけど、損しそうで怖い」
そんなふうに感じている方は、決して少なくありません。実際、20代~50代の社会人の約7割が「投資に興味はある」と回答している(※ティーガッツケイ株式会社2025年3月19日~3月21日調べ)一方で、実際に始めている人はまだ少数派です。
知識がない。
リスクが怖い。
詐欺に遭いそう。
今さら遅い気がする。
その気持ち、とてもよくわかります。しかし、よくわからないから怖いので、まず知ることから始めてみるのが大切です。
でも、勉強方法もよくわからないし、いきなり株式投資をするのも怖いという方には「ゲームで投資を体験してみる」という方法があります。ゲームであれば実際の自分の資産を減らさずに楽しみながら、投資の判断や感覚を身につけられます。実は最近では投資を始めるきっかけとしてボードゲームやスマホアプリが注目を集めています。
この記事では、投資に興味はあるけれど一歩踏み出せていない方に向けて、ゲームで投資を学ぶ具体的な方法とおすすめのゲームを5つご紹介します。実際に弊社スタッフが使ってみた体験レポートもあります。
この記事を読んで「投資に興味けれど迷っている」から一歩踏み出すきっかけになれば幸いです
目次
なぜ投資に踏み出せないのか? 30代〜60代の本音
投資が「必要だとはわかっている」のに、なかなか始められない。その理由としてよく聞かれるのが、次のようなものです。
「損したらどうしよう」という恐怖感
「詐欺や悪質な業者に引っかかりそう」という不信感
「今から始めても遅い気がする」というあきらめ感
詳しく見ていきます。
「損したらどうしよう」という恐怖感
投資にはリスクがつきものです。元本が減るかもしれないという不安は、特に慎重なタイプの人にとって大きな壁になります。
株、投資信託、NISA、iDeCo、FX……言葉は聞いたことがあっても、何がどう違うのかよくわからない。知識ゼロから始めるのは、とてもハードルが高く感じます。
「詐欺や悪質な業者に引っかかりそう」という不信感
2019年に『老後2,000万円問題』が話題になって以降、投資関連の勧誘や広告も増えました。投資詐欺ニュースをよく目にするようになり、何が信頼できる情報で、何が怪しいのか、判断がつかないという声も多くあります。
「今から始めても遅い気がする」というあきらめ感
「もっと若いうちに始めておけばよかった」という後悔と、「今さら始めても意味がないかも」という諦めが混ざり合って、動けなくなってしまうパターンです。
大切なお金を動かすわけですから、慎重になるのは当然のことです。ただ、実はこうした不安の多くは「投資を知らないから生まれている」とも言えます。つまり、少しでも投資の感覚・仕組みを知るだけで、怖さはかなり和らぐのです。
「ゲームで投資を学ぶ」はアリなのか?
「ゲームで投資を学ぶって、遊びにしかならないんじゃ?」そう思う方もいるかもしれません。でも、答えは「かなりアリ」です。
理由は3つあります。
1.リスクゼロで「失敗」を体験できる
2.頭でなく「感覚」で理解できる
3.学校教育でも公式に採用されている
詳しく見ていきます。
1.リスクゼロで「失敗」を体験できる
実際のお金を動かすと、損失が出たときのダメージは精神的にも金銭的にも大きいです。でもゲームなら、どれだけ大胆な投資判断をしても失うのは「ゲーム内のお金」だけです。
思い切った判断ができるからこそ、成功も失敗も深く経験でき、学びが体に染み込みます。
2.頭でなく「感覚」で理解できる
投資の本を読んで「リスクとリターンはトレードオフ」と頭では理解できても、実際に「株が儲かると言われてよくわからないから、やっぱり銀行預けておいた方が安心かな」と迷う体験は、本を読むだけでは得られません。
ゲームはその感情的な心の揺れ動きを安全に体験させてくれます。
3.学校教育でも公式に採用されている
2022年度から、高校で金融経済教育が必修化されました。そこで活用されているのが、まさにゲームを使った授業です。「遊び」ではなく、文部科学省や金融庁も認める「学びの手法」として確立されています。(参考:民間銀行と連携した資産形成の模擬体験の事例)
投資のキホンが学べるゲーム5選
まず試してみたい、スマホ無料アプリ
1.株たす(グリーンモンスター株式会社)
App Storeで評価4.8(2026年2月時点、18,000件超のレビューに基づく)という驚異的な高評価を誇る株式投資のデモトレードアプリです。日本・米国合わせて約7,000銘柄のリアルタイム株価データを使って、実際に株を売買する感覚が無料で体験できます。マンガで投資の基礎が学べるコンテンツも付いているので、知識ゼロからでもスムーズに始められます。「まずスマホで試してみたい」という方の入り口として最適です。
2.トウシカ(グリーンモンスター株式会社)
App Storeで評価4.8(2026年2月時点、117,000件超のレビューに基づく)という高評価を誇る投資シミュレーションアプリ。「新NISAのつみたて投資枠を月3万円で30年続けたら、いくらになるか?」「質問に答えて最短3分で将来必要なお金がわかるライフプランシミュレーションなどゲーム感覚で楽しみながら学べます。クラウド型アプリで、制度の仕組みを体感的に理解するのに役立ちます。
家族・友人と楽しく学べる、ボードゲーム
3.キャッシュフロー101(ロバート・キヨサキ考案)
世界的ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者、ロバート・キヨサキが開発したボードゲームです。「ラットレース(給与だけで生活する状態)から脱出し、不労所得で生活できる状態「ファーストトラック」(お金を自分のために働かせる生活)を目指す」というゲームの中で、資産と負債の違い、不動産・株式・ビジネスへの投資の考え方が自然と身につきます。投資の世界では知らない人がいないほど有名な教材で、投資家コミュニティでの「キャッシュフローゲーム会」も全国各地で開かれていました。(※2025年3月31日で日本での販売に関して契約終了に伴い販売終了しました。→詳細はこちら)
4.7歳から学べる投資ゲーム(ブシロードクリエイティブ)
2022年4月28日発売された、お子さんやお孫さんと一緒に遊べる投資ゲームです。積立や株の購入シミュレーションを通じて、資産形成の基礎を学べます。はたらく?銀行におかねを預けて利子を得る?お店をつくる?株をかう?おかね持ちになるためにアナタはどんな手段を取るのか?「投資の話を子どもにしてあげたい」という親世代・祖父母世代にも人気です。
商品の詳細はこちらをご確認ください。
本格的に、みんなで体験したい
5.教育用!資産形成ゲーム(子ども未来キャリア)

この商品は特に注目してほしいゲームです。
2022年に高校で必修化された金融経済教育の授業用に開発されたボードゲームで、ただのゲームとは一線を画した「本格的な投資体験」ができます。
最大の特徴は、実際に世界経済に影響を与えた過去の経済イベント(円安・株価変動・金融危機など)をゲームのシナリオに使っていること。「この状況で、あなたならどこに投資しますか?」という問いに対して、株式(日本・米国)、投資信託、国債、不動産といった本物の金融商品のカードを使って答えていきます。

さらに面白いのが、2人1チームで相談しながら投資判断を行うという形式です。
「今は円安だから米国株が有利かな」
「でも分散しないとリスクが高い」
こうした会話が自然と生まれ、一人で本を読むだけでは気づけない視点が得られます。
プレイ時間は50〜100分。ゲームが終わると自分たちの資産の合計額が出て、他のチームとの比較もできるので、真剣に盛り上がります。
ゲームを体験した人が共通して言うのが、「ゲームが終わってから、ニュースの見え方が変わった」ということです。「円安」「利上げ」「株価暴落」といったニュースが、自分ごととして感じられるようになるこれが、この体験型ゲームの最大の価値だと思います。
このゲームはライジングブルのスタッフが実際に試してみました!
ヒントを見ながら、起こったイベントを予測しながらどこに投資をするか決めるのは、思ったよりもむずかしいと感じました。特に起こったイベントと予測が違うと資産を減らしてしまったり、うまくいっても、サイコロの目により思ったように増やせなかったりゲーム的にも楽しめました。2人一組になりワイワイ楽しみながらできたので、子供さんだけでなく大人も楽しく投資の勉強ができることを実感しました。

ゲームで気づく、投資の「本質」とは
5つのゲームに共通して、プレイした人が気づくことがあります。それは、投資とは「当てること」ではなく、「考え続けること」だということです。
ゲームをやってみると、必ず「あのとき別の選択をすればよかった」という後悔が生まれます。でも同時に、「あの判断は間違っていなかったけど、運が悪かった」という体験もします。
リスクを取らなければリターンも得られない。でも、リスクを無視すれば損失が大きくなる
この当たり前のように聞こえることを、頭ではなく体で理解したとき、投資への見方が変わります。「怖いもの」から「コントロールできるもの」へと、少しずつ感覚が変わっていくのです。
また、どのゲームでも重要になるのが「分散」の考え方です。一つの金融商品に集中するより、複数に分散させるほうが安定する。これも、ゲームの中で失敗を経験して初めて実感として腑に落ちます。
ゲームで感覚をつかんだら、次のステップへ
ゲームで投資の基本的な感覚を身につけたとき、多くの人が「じゃあ、実際にどうやって始めればいいんだろう?」と思い始めます。それは、とても自然な流れです。
ただ、実際の投資を始めるにあたっては、ゲームでは補えない部分もあります。
自分の年齢や収入、ライフプラン(子どもの教育費、住宅ローン、老後の生活費)によって、どの投資手法が合っているかは大きく変わります。ゲームでは全員が同じ条件でスタートしますが、現実はそれぞれ違います。
だからこそ、ゲームで感覚をつかんだ後は、「自分の状況に合った投資の考え方」を知ることが大切です。
「いつ始めるか」より「どう始めるか」を知ることが、本当の意味での第一歩です。
まとめ:最初の一歩は、ゲームからでいい
投資は、始める前から完璧に理解しておく必要はありません。まず体験して、感じて、考える。その繰り返しの中で、自分なりの投資の感覚が育っていきます。
今回ご紹介した5つのゲームは、その入り口として最適なものばかりです。スマホアプリなら今すぐ無料で始められますし、ボードゲームなら家族や友人と週末に楽しめます。
「投資が怖い」と感じているなら、まずゲームで”安全に怖さを体験”してみてください。思ったよりずっと面白くて、わかりやすいはずです。
▼ 資産形成ゲームを使った体験イベントを企画しています
「一人でやるのはまだ不安」「誰かと一緒にゲームで投資を体験してみたい」という方のために、資産形成ゲームを使ったワークショップの開催を準備中です。LINEユーザー様限定のワークショップになると思います。最新情報はLINEでお知らせしますので友達登録をしてお待ちください。
この記事で紹介したゲーム一覧
| ゲーム名 | 形式 | 費用 | 対象 |
| 株たす | スマホアプリ | 無料 | 初心者全般 |
| トウシカ | スマホアプリ | 無料 | 初心者全般 |
| キャッシュフロー101 | ボードゲーム | 終売 | 大人・投資の基礎を学びたい人 |
| 7歳から学べる投資ゲーム | ボードゲーム | 有料 | 家族・子どもと一緒に |
| 教育用!資産形成ゲーム | ボードゲーム/td> | 要問合せ | 初心者全般 |
【ご注意事項】
本記事は特定の金融商品・銘柄の売買を推奨するものではありません。
株式投資・FX等の投資には元本割れのリスクがあります。
投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。
記載の情報は2026年2月時点のものです。


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