PBRなどの指標は何故役に立たない?~ライジングブル投資顧問

PBRなどの指標は何故役に立たない?~ライジングブル投資顧問

PBRやPERなどの指標は、何故資産形成に役立たないのでしょうか?

一般的にPBRなどの指標をもとにして、買いを判断したり、売りを判断したり、することがあります。

PBRは株価純資産倍率です。企業を資産面から株価の状態を判断する指標です。株価の状況を判定する情報としてPER(株価収益率) と共に重要視される指標のひとつです。

企業の純資産価値を一株あたりに修正して、株価をこの数字で割ったのが、PBRです。

現在の株価は、資産価値の何倍まで買われているのか、が分かります。

単純に考えると、高ければ割高、低ければ割安で、特に1倍を割っていると割安感は強いと判断されることはよくあります。

これを単独で用いても、株で資産形成は出来ません。

考える一つの要素ではありますが、PBRが高い状態からもっと高くなってしまうケースもありますし、PBR1倍割れで安いのに、なかなか上昇しないケースや更に下がるケースも多々あります。

あくまでも、参考の一つとして、他の要素を考慮して参考にする指標の一つです。

ちなみに、2022年7月25日現在の低PBRの1位は高知銀行です。

株価水準は690円。ただ、1年前の株価水準は809円ですから、1年で14%の値下がりです。
PBRを見て、投資を行っていっても、資産形成は非常に難しいのです。何故なら、企業の純資産価値といっても、時価評価ではありませんし、たとえ時価評価であったとしても、あくまでも解散価値を計る指標だからです。

企業は、継続的な活動を行っていますので、現時点の評価の一つであるPBRを用いても、指標の一つとして参考程度にとどめるべきでしょう。

指標で見て割安な銘柄を買って行くやり方だと、塩漬け株が増えていき、身動きが取れなくなってしまうのです。

ただ、相場全体が底を打ち、割安銘柄が水準訂正される時は一気に買われていくこともあるので、無視はできない指標です。

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