米中貿易交渉の行方は？～ライジングブル投資顧問
米中貿易交渉の行方は？～ライジングブル投資顧問
先ず今回のトランプ発言を整理しておきましょう。
5月5日にトランプ氏は現在掛けている2500億ドル分の輸入品の内2000億ドル分の税率を10％から25％に引き上げ、更に中国からの輸入品の全てに追加関税を課すことも辞さない考えを示しました。
5月6日にはライトハイザー米通商代表部代表が、中国製品に対する関税引き上げを10日に実施する計画だと発言。
合意が前提の適温相場であったのが、更なる関税引き上げの可能性が出てきたことで資金の動きが一気に始まったという流れです。
関税10％でも、色々な影響が出ているのに、これが25％に引き上げられるとなると、世界経済に相当の影響が出てきましょう。ましてや、対象も広がる可能性が出てきたことから、資金が世界中で動き始めたのです。
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ライジングブル投資顧問株式会社
代表取締役社長 藤村 哲也
経歴
1965年生まれ。横浜市立大学経営学科卒業。1990年太平洋証券(現・三菱UFJモルガンスタンレー証券)入社、証券営業を経て1996年より投資情報部で証券アナリストとして勤務。
合併により2000年よりUFJつばさ証券(現・三菱UFJモルガンスタンレー証券)に勤務し、最終役職はUFJつばさ証券部長代理。独立後、2003年6月にライジングブル投資顧問株式会社を設立。
中国株、日本株情報サイトを運営し、会員向けに株による財産形成を総合的にサポートしている。Yahoo! ファイナンス 投資の達人、All About株式ガイド。
