同じ銘柄を売り買いするのは何故？～ライジングブル投資顧問

初心者がつまづきやすいポイントです。

普通の買い物では、同じ商品を売って買うなんてことはないからです。

普通の商品は、いつ買っても買った後に同じ価値をもたらします。

ソニーの4kテレビは同じブランド同じ型番であれば、いつ購入しても、使い勝手や購入後の感想は一緒です。そのため同じ銘柄を売って買うなんてことは誰も行いません。

普通の買い物の感覚で株を見てしまうと、同じ銘柄を売って買うことに抵抗がでてしまいます。安く買えればまだしも、高く買うなんてとんでもない、と躊躇してしまうのです。
何故、株はこの点で、普通の商品と違うのでしょう？

同じ銘柄であっても、買う時期が違えば、全く別の効果をもたらす別の商品になってしまうからです。

A銘柄があり、1年前は1000円、今は500円としましょう。

1年前の1000円から3ヶ月後に800円になったとしましょう。

そして、今の500円は3ヶ月後に600円になったとしましょう。

1年前から3ヶ月後は1000円から800円へ下げ、今から3ヶ月後は500円から600円へ上げていることになります。

一目瞭然ですが、前者のA銘柄と後者のA銘柄では、銘柄は同じですが全く別の効果をもたらす別の商品です。

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