株式投資NISAのメリットとデメリット~ライジングブル投資顧問
株式投資NISAのメリットとデメリット~ライジングブル投資顧問
株式投資NISAは税法上の優遇があり、配当金や売却益が無税になるメリットがあります。
ただ、NISA口座の開設手続きとNISA口座で銘柄を購入する必要があります。
また、売却して、損益を確定した段階で、損の場合は損益通算も出来ず、税法上の優遇措置もありません。
利益の場合は優遇措置で無税となります。
●NISA口座を使うメリット
例えば、50万円コースで保有している銘柄であるSMS(2175)の
買い推奨金額は76万円
現在評価額は239万円
で含み益は173万円となります。
これを一般口座で保有していた場合
売却した時には
173万円×20%=35万円
の税金がかかり、手取りは138万円となります。
一方、NISA口座で保有していた場合は無税で
173万円は丸々手元に入ります。
メリットだけを見ると、魅力的に映ると思います。
●NISA口座のデメリット
では、デメリットも見てみましょう。
一番のデメリットは、売り買いを前提としていないため保有を続けて利益が出る銘柄を一発で購入しないといけないことです。これは現実的には、非常に困難です。失敗が許されないことを意味するからです。
SMSの買い推奨に至るまでに、弊社では、試行錯誤の売買を繰り返しています。
例えば、同時期に買い推奨したクックパッドの例ですと、もし放置してしまっていたら、
クックパッド(2193)の
買い推奨金額は61万円
現在評価額は7万円
であり
損失は54万円
で税法上の優遇どころではありません。
ただ、弊社のサポートでは
売買サポートの実際では、
クックパッド(2193)の
買い推奨金額は61万円
売り推奨金額は60万円
で8100円の損でロスカットを推奨しています。
放置で54万円の損、ロスカットで8100円の損で、ロスカットの次は、60万円の資金が現金化されて、次の銘柄で取り返すことが出来ますから、売買サポートの必要性と差は歴然としています。
たとえ、NISA口座であったとしても、放置は禁物で、買ったら買いっぱなしでは行き詰まっていきます。格差はかなり大きく開きます。
例えば、
SMS
買い推奨金額は76万円
現在評価額は239万円
クックパッド(2193)の
買い推奨金額は61万円
現在評価額は7万円
と同時期の購入でも、銘柄により7万円と239万円の違いです。年数が経過すればするほど、違いが明確になっていくのです。
銘柄によって、ロスカットや保有を続けたり、利益確定したり銘柄を入れ替えたり、という様々な対処をしていってはじめてNISA口座のメリットを享受できましょう。
購入して終わりで放置するのではなく、管理はきちんとすべきで、この管理の仕方によって、NISA口座が成功できるかどうかが決まっていきましょう。
NISA口座用の開設がまだお済みでない方は開設はしておかれることをお勧めします。これも間違わないように、銀行ではなく、証券会社でしておきましょう。