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ETFの種類と仕組み

ETFの種類と仕組み

一言に「ETF」と言ってもいろいろな種類のETFがあります。今回はそれらETFの種類と仕組みについて解説します。

ETFとは

ETFとは、「Exchange Traded Fund」頭文字をとって「ETF」と呼ばれています。日本語にすると上場投資信託、取引所で株式などと同じように取引ができる投資信託です。

ETFの種類と特徴について

ETFには以下のような種類があります。それぞれの特徴について説明していきましょう。

国内株価指数ETF

国内株式指数ETFとは、日経平均株価やTOPIXなど株式の有名指標と同じ動きをするよう設計されたものです。完全に金額が一致するわけではありませんが、ほぼ同じ動きをするので、ニュースなどで日経平均株価が上がったとか下がったという情報がダイレクトに自分の成績につながるという、わかりやすさがあります。

外国株価指数ETF

NYダウやナスダックといった外国の株価指数と連動するように設計されたファンドです。国内株価指数ETFと仕組みは一緒ですが、取引にかかる手数料に違いがあります。

REIT(不動産投資信託)のETF

REITとは、不動産の賃料収入や売却益を投資家に分配する投資信託ですが、比較的安定した高い利回りが期待できるものとして人気があります。それを、取引所で売買できるようにしたのが、REITのETFです。

ちなみに、東京証券取引所に上場している全リートを対象とする東証REIT指数に連動するETFというのもあります。

商品ETF

商品ETFとは、金、銀、原油、ダイヤモンドといった商品の価格や商品指数などと連動するよう設計された上場投資信託です。商品取引はなかなか一般人にはハードルが高いのですが、ETFであれば比較的簡単にはじめられるのがメリットです。

債券ETF

債券ETFは文字通り、債券を対象としたETFです。株式に比べ比較的安定した運用ができるので、リスクをあまりとりたくはないという人におすすめです。債券をポートフォリオに組み入れることで、ブレを吸収して全体のバランスがとれる点でも有効です。

ただ、短期的な利益は狙えないので、コストの安いインデックスファンドを利用するのが得策です。一般の投資信託よりも低コストであるETFを活用することで、よりよい運用が可能になります。

海外ETF

海外ETFは、海外の証券取引所に上場している投資信託のことです。つまり、海外のETFに投資する商品ということです。海外ETFは、上場しているので、株の売買と同じように証券会社を通して取引することができます。

ETFの仕組み

現物拠出型ETFの仕組み

運用会社(投資信託委託業者)が、株価指数に連動するような株を機関投資家など株式保有者から集めて、機関投資家等に信託受益権を発行します。機関投資家等は信託受益権を売買することで資金を回収することが可能になります。これが現物拠出型ETFの仕組みです。

リンク債型ETFの仕組み

リンク債型ETFは、参加者がETF発行者に金銭を拠出して、ETF発行者がその資金でリンク債を購入する形式です。リンク債は、特定の指数に連動するよう設計された債券です。この方式は、株式の調達が難しい新興国の株価指数に連動するETF等で用いられています。

以上のとおり、ETFには様々な種類がありますが、比較的少額からしかも株を買うのと同じような感覚で随時購入することができるので、手数料が安い証券会社を見つけてETFにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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