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知っておきたい初心者が株の銘柄を探し方

知っておきたい初心者が株の銘柄を探し方

東京証券取引所には3,000以上もの銘柄が上場しています。銘柄の選び方は人それぞれではありますが、初心者が実行しやすい銘柄の探し方を今回はご紹介します。

材料と業種を探す

まずは、政策やニュースなどからお金まわりの良くなりそう材料を探し、それに関連する業種を選びます。自分が理解、納得できるもので構いません。「政府が打ち出している国土強靭化の推進」という材料から建設会社、「この夏のボーナスは増加が見込まれる」というニュースから旅行会社、家電など、といった風に連想します。

こういった材料については、日々生活している中で拾うこともできますし、金融機関等から提供されるレポートなどを参考にするのもよいでしょう。

株式投資に不可欠な業績チェック

投資したい業種が決まったら、その中から業績の良いものを選びます。基本的に株価は業績に左右されますので、同じ業種でも業績の良い銘柄の方が値上がりしやすく、また、相場全体が下がったとしても値下がりが少ないなどの傾向が見られます。

業績は「会社四季報」という専門誌やYahoo!ファイナンスなどのサイト、証券会社が提供しているツールなどで確認できます。一般には、直近3期は黒字、営業利益が増益基調の(黒字の金額が年々増えている)企業がよく、赤字会社は除外します。

いくつかの銘柄を抽出したら、そこから投資予算よりも高い銘柄を除外します。株式投資に必要な金額は「株価(円)×売買単位(株)」に売買手数料を加えて計算します。

投資指標を見て、割安・割高をチェック

ここまでで、値上がりしそうな業種で業績が良い、投資予算内で買える銘柄がリストアップされました。候補の銘柄が多いようならば、あまり好きでない企業を除外し、数を減らします。各企業のホームページなどから商品やサービスを確認して、これは売れそう・売れなさそうといった判断をしてもよいでしょう。

また、投資指標を見ると、なるべく割安なものを選ぶことができます。割安とは、その企業の価値に比べて株価が低い状態のことです。同じくらいの利益を生む企業ならば、安く買える銘柄を選んだ方が良いですよね。

それをチェックするためのPER(株価収益率)という指標があります。株価を利益で割ったもので「今の株価は利益の何倍の値段で買われているか」を表します。この数字が低い方が割安であるといえます。

他にも、「今の株価は会社の財産の何倍の値段まで買われているか」を表わすPBR (株価純資産倍率)があり、これも数値の小さい方が割安です。

そして、チャートで最終チェック

銘柄を絞ったら、その銘柄の過去の株価をチェックしましょう。株価を線でつないだグラフをチャートといいます。自分が買おうとする銘柄が歴史的にどれくらいの高さにあるのか知っておく必要があります。

もし、グラフの形がエベレストの頂上近く、そびえ立つような形で上がってきたところであれば「もしかしたら、一旦値下がりするかもしれない」と疑うことが必要です。

そして、買おうと思っていたよりも銘柄数を減らす、買う時期をもう少し待ってみるなどリスクへの対応に役立てましょう。

投資スタンスによるプロセスの違い

投資スタンスには、その日のうちに買って売る「デイトレード」、1週間以内に買って売る「スイングトレード」など短期の売買から、数ヵ月間保有する中期投資、数年じっくり持つ長期保有などがあります。銘柄の選び方は、本来、投資スタンスによって大きく異なります。

デイトレードやスイングトレードでは、業績を見ることはほとんど意味がなく、その日の朝の新聞で材料を拾い、取引時間中に値動きを見ながら売買します。また、短期売買ならチャートを見て過去の動き方を参考に、値上がりしそうな銘柄を探す方法もあります。

ただ、そのような銘柄の選び方は、時間的な制約もありますし、チャートに慣れなければなかなか上手くいくものではありません。

初心者の方は、長期投資のつもりでしっかり業績を見て銘柄を選ぶ方法が適しているといえます。その場合、もし短期のうちに期待する以上に値上がりをしたらすぐに売却をする姿勢でいると、利益を上げやすいでしょう。

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