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株価チャートの主な見方

株価チャートの主な見方

株式投資は、株を安く買って高く売ることで収益を得ていきます。そこには株価が上下に動くという前提があるわけですが、日々刻々と動く株価について、過去の株価を線でつないだグラフを株価チャートといいます。その銘柄の株価の歴史、足取りを表す株価チャートの見方をご紹介します。

チャートにはどんな種類があるのか?

一番シンプルなチャートとしては「折れ線グラフ」形式があります。毎日の株価の終値を線でつないだ「日次」、毎週末(通常は金曜日)の終値をつないだ「週次」、毎月末の終値をつないだ「月次」、毎年の終値をつないだ「年次」など、データの頻度によってバリエーションがあります。

日本で生まれは「ローソク足」形式は、今や世界で使われています。これは、折れ線グラフが終値しか表わさないのに対して、ポイントとなる4つの株価「始値」「終値」「高値」「安値」が一目で分かる優れものです。

その名の通りローソクの形をしたもので、「日足」のローソク足では、1本のローソクでその日の4つの値段が表されます。「週足」では、その週の始め(通常は月曜日)の最初の値段、その週の中での最高値と最安値、その週の終わりの日(通常は金曜日)の終値が示されます。同じように「月足」「年足」などがあります。

チャートの存在理由

チャートは、あくまでも過去の株価の足取りを示したものですが、先人は株価を予想するために、過去の株価の動き方(チャート)を研究、分析しました。

過去に起こったことは同じような経緯をたどって再び起こるという発想から、過去に生じたパターンを現在に当てはめて、株価の予測に使えないかと考えたのです。これをチャート分析といい、テクニカル分析(過去の株価の動きや売買の量などの数値を使って株式市場を分析する手法)の一種です。

投資家の中にはチャート分析のみで銘柄の選択をする人がいますが、一般的な投資を行うためには、株式投資の本質から、「企業の業績や活動」を銘柄選びの中心に据えることをおすすめします。

チャートは買い時・売り時を決める、株価水準を知ってリスク管理をするためのタイミング・ツールとして使うのがよいでしょう。
しかし、デイトレード(1日のうちに買って売る超短期投資)やスイングトレード(概ね1週間以内くらいで買って売る短期投資)をするのであれば、業績はあまり意味がないので、チャート分析で銘柄を選ぶことになります。デイトレードでは、日足のほかに、30分足、15分足、5分足、1分足など非常に時間の短いチャートも併せて活用していきます。

様々なチャート

ローソク足のほかにも様々なチャートがあります。通常、ローソク足とセットで使われるのが「移動平均線」で、当日から遡ったある一定期間の終値の平均値を、1日ずつずらして線で結んだものです。

ある一定期間とは、例えば、25日であれば、今日から25日前までの25個の終値の平均を計算し、前日分もその日から25日前までの25個のデータの平均を計算…というように毎日計算して、線でつなげます。
具体的には、株価が下落した後に短期(25日など)の移動平均線が長期(75日など)の移動平均線を下から上に交差して抜けることをゴールデンクロスといい、買いのサインとされます。

逆に株価が下落した後に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下へ交差して抜けることをデッドクロスといい、売りのサインといわれています。

このように移動平均線の動きから中長期の株価を、移動平均線と現在の株価の離れ方などから目先の株価動向を推測するために使います。

その他、移動平均線と標準偏差を使った「ボリンジャーバンド」は、株価の勢いや方向の変化などを見るためのチャートです。また、時間の概念に関係なく相場の流れを見る「新値足」「カギ足」「ポイント&フィギュア」など、目的によって様々なチャートが開発されています。

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