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株式投資で初心者がしっておくべき銘柄選びの基本

株式投資で初心者がしっておくべき銘柄選びの基本

投資先の企業のことを「銘柄」と呼びますが、銘柄選びは投資家にとって一番楽しい作業でありながら、また、頭の痛い作業でもあります。それでは、初心者でもできる銘柄選びの基本をご紹介します。

株式を買うことは、企業のオーナー(株主)になること

東京証券取引所で買うことができる銘柄だけでも約3,500社があり、株式市場には一般投資家のほか、機関投資家などのプロや外国人まで参加しています。

そういったなかでの銘柄選びというと、非常にレベルが高くて難しいことのように思われますが、実は、シンプルに考えることができます。キーワードは、「株式を買うことは、企業のオーナー(株主)になること」です。株主になると、その企業が儲かっていればその利益を配当として受け取る権利があります。

生活のなかでの銘柄選び

では、約3,500社から、どうやって投資すべき銘柄を選べばよいのでしょうか。まずは、普段の生活のなかで、身の回りの出来事をよく観察してみてください。

例えば、「最近、セブンイレブンのカウンターコーヒーをよく買っている人を見るなぁ」など、安くて美味しいコーヒーが提供されていて買う人も増えるということは、セブンイレブンに足を運ぶ人が増えることも意味しますし、コーヒーの他にも何か買っていくかもしれません。

これは同社の業績の良さに結びつくかもしれないと思ったら、セブンイレブンの株は投資候補の一つになります。因みに、セブンイレブンを経営するのは、セブン&アイホールディングスという会社であり、それが株式市場での銘柄名です。このように、日常生活や趣味に高じるなかで、縁のある企業を観察・チェックしてみましょう。

世界一の規模を誇る米国の株式ファンドを担当するマネージャーも、「デパートに買い物に行った時に、子ども達が最初に駆け込んでいった店は投資の候補と考える」と述べています。この方法に意味がある理由は、企業の収益を支える消費者は、すなわち私たち自身であるからです。

化学や医薬品、機械工業など、一般人から内情が見えづらい産業や企業もありますが、そういった銘柄はプロに任せておいて、投資の初心者は自分の見える範囲から始めればよいのです。慣れてきたら、次は、新聞やテレビなどの情報からどの企業が儲かりそうかどうか連想ゲームをしてみてください。

ほとんどの投資家は、テレビや新聞のニュース、インターネットなどの情報から、企業業績につながるかどうか推測して投資をしますので、多くの人が良さそうと思えば、必然的に株価は上昇することとなります。

「いつ買うの、今でしょ!」とはならない株式投資

投資の候補銘柄を見つけたら、次には、今が買ってよいタイミングかどうかを考えます。株式投資は、なるべく安く買って、なるべく高く売ることで収益が出ますので、買ってから上がってもらわないと困るからです。

その判断のためにはPER、PBR、ROEなどの株価指標を使うとよいでしょう。PERとPBRは数値の低い方が割安、ROEは高い方が株主にとって効率の良い経営をしている企業ということになります。

これらの数字は、Yahoo!ファイナンスなどの投資情報サイトやインターネット証券の取引画面などで簡単に調べることができます。これらの数値は、買いたいと思う銘柄と同じ業種の同じくらいの規模の銘柄と比べてみましょう。例えば、セブン&アイホールディングスならば、ローソンやファミリーマートなどです。

過去の株価を線でつないだグラフ(チャート)も見ましょう。初心者の段階では、買いたい銘柄の最近の株価が、エベレストの頂上のように急激に高くなっていれば「もう割高の可能性もある」と考える程度でよいと思います。

株価は、その銘柄を買いたい人が多ければ上がり、売りたい人が多ければ下がるので、PERやPBRの数値が高くとも人気が続けば買われます。その銘柄を選んだ理由をよく吟味して、今後の企業収益に自信があるようなら株価が高くても買ってもよいと思いますが、株価指標やチャートが割高を示しているならば、投資金額を抑えるかしばらく様子を見るなどしてリスクに備えた方がよいでしょう。

銘柄を選ぶときには、株価水準の調査(株価指標やチャートのチェック)も必ず行ってください。

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