株のサポートの特徴

株の値下がり幅を少なくする方法

株の値下がり幅を少なくする方法

株式投資にはリスク(価格の上下変動)があり、むしろリスクがあるからこそ儲けることができるともいえます。個別銘柄の値下がりを防ぐことはできませんが、投資資産全体の値下がり幅を少なくするようにリスクを管理する方法はあります。

業績の良い銘柄を選ぶ

まず、銘柄を選ぶ時に気を付けたいことですが、株価は企業の業績を反映して動きますので、業績の良い(利益の増加している)銘柄を選びましょう。

金利上昇や為替市場の大きな動きなど株式市場全体に影響を及ぼすようなことがあれば、業績の良い銘柄も値下がりすることにはなりますが、業績の良い銘柄は値下がり幅が小さかったり、急落した後の立ち上がりが早かったりと、相対的に株価が強い傾向があります。

特に、長期に保有するならば、業績の良い銘柄を選ぶことが安定的で有利な資産運用をするために重要です。

分散投資をする

業績の良い銘柄を選んだとしても、不測の事態が起きてしまう可能性はあります。そこで、リスクを管理する方法として、一般に分散投資が行われます。

資産の分散

「卵を一つのカゴに盛るな」という相場格言がありますが、自分の資産を1つの銘柄だけに投資すると、その銘柄が大きく値下がりした時に、大変な痛手を受けることになります。

そこで、複数の銘柄を保有することが推奨されます。例えば3つの銘柄を持てば、1つが大きく値下がりしても、残りの2つは無事、またはその値上がりで損を埋め合わせる可能性もあります。

銘柄の選び方としては、それぞれに違う動きをするもの同士を組み合わせるのが効果的です。例えば、為替に影響されやすい外需関連株(輸出が多い自動車メーカーなど)と為替に影響されにくい国内産業関連株(国内だけで完結している、通信や鉄道など)を組み合わせて持てば、仮に円高になった場合、前者は値下がっても後者はあまり影響を受けないことになるでしょう。

時間の分散

もう一つの分散投資として、時間を分ける方法があります。株式を買う時には、当然、値上がりを見込んで銘柄を選ぶわけですが、その見込みが外れることもあります。

この場合、投資できる手持ち資金の全額で買付けてしまうと、株価が戻るのを待つか、損をしたまま売却するしか方法がなくなります。そこで、最初の買付は、半分~3分の1程度の金額で買っておきます。すると、値下がりした時にもう一度、低い値段で同じ銘柄を買うことができます。

例えば、株価1,000円で初回に買付け、値下がりして800円になってしまった場合、ここでもう一度同じ株数を買えば平均して900円で買ったことになります。その後、株価が900円に戻れば損失がゼロになり、元の1,000円に戻れば100円の利益が出ることになります。つまり、時間分散は、リカバリーショットのチャンスを作ることになるのです。

この2回目以降の買いをナンピン買いといいます。ナンピン買いは、リスク管理に効果的ではありますが、一つだけ気を付けたいことがあります。2回目に買う時に、必ず「初回の購入時と状況が変わっていないこと」を確認してください。それをしないと、ナンピン買いのつもりが逆に大きな損失を招くことがあります。

最初の購入後に株価が下がった理由が短期的な理由、例えば、あまり日本と関係のない地域で起きた内紛などであれば、当初見込んだ通りに株価が戻ってくる可能性が高いので問題ないと思われます。

しかし、下がった理由がその会社の業績に影響を及ぼすものであった場合など、当初その銘柄に期待していた状況が変わってしまった場合は、損失であっても売却し、別の銘柄でのリカバリーを考えるべきです。

しかし、一度買った銘柄に思い入れを強く持ったり、値下がりしたりすることが悔しくて(合理性はなくとも)同じ銘柄で取り戻したいという心理から2度目を買う投資家が多いのが実情です。2回、3回と購入できる余裕をもって株式投資を行うことは必須ですが、機械的に買わずに、買う機会ごとに銘柄分析をし直すことが重要です。

まずは3ヶ月/9,000円~の会員登録でライジングブルの実力をお試しくださいませ!
会員登録はこちらから
まずは3ヶ月/9,000円~の会員登録でライジングブルの実力をお試しくださいませ!
会員登録はこちらから
pageTop