株のサポートの特徴

株式投資を行うことで得られるメリットは、売却することで得られる利益にあります。5万円で買った株が10万に値上がりした際に売却すれば、5万円の儲けとなります。これだけの大きな儲けは通常の金融商品（預貯金など）にはない大きな魅力です。

しかし、株式投資で得られる利益は売却益だけではなく、配当による利益などもあります。ここでは、株式投資で得られる利益の種類とメリットをご紹介します。

株式投資で得られる利益の種類

株式投資における利益の種類は、大きく分けて「キャピタル・ゲイン」と「インカム・ゲイン」のふたつがあります。

「キャピタル・ゲイン」

「キャピタル・ゲイン」は「値上がり益」のことで、株を安く買って高く売ることで発生する利益を指します。日に数％も値上がりすることがあり、このような大きな儲けは預貯金にはありません。

また、値上がりすることもあれば値下がりすることもあります。値下がりで損失が出た場合は「キャピタル・ロス」といいます。

「インカム・ゲイン」

「インカム・ゲイン」は金利・利息収入のことで、株式に投資をしている場合、配当金や株主優待が「インカム・ゲイン」にあたります。配当金は企業が上げた利益の一部を株主へ分配するお金のことです。業績の良い会社であれば利益が出ているので、配当金が株主へ還元されます。

しかし、配当金を出す、出さないは会社の方針によって決まるため、利益が出ていても配当を行わない場合があります。そのような場合は、配当を行わずに株価を上げて「キャピタル・ゲイン」として還元するなど、他の方法で株主に儲けが出るようにしている会社もあります。

キャピタル・ゲイン、キャピタル・ロスの具体例

株を1口5万円で10口買い、1口7万円になった時に売却した場合、差額の20万円が売却して得られた利益=キャピタル・ゲインとなります。

反対に、1口5万で買った株を企業の倒産を恐れて3万円で売却した場合、10口全部売却できたとして20万円の損失＝キャピタル・ロスです。

このように、株はハイリスク・ハイリターンの投資方法であると言えます。

株主優待について

「株主優待」とは、その会社の株式に投資している株主が様々な優待を受けられることです。その企業の商品や商品券、優待券などを無料または安価で提供します。商品を知ってもらうことで企業のファンになってもらい、投資を継続してもらう目的もあります。

ただ、この「株主優待」は直接的な金額の利益ではなく、会社が行っている株主へのサービスという意味合いが強く、利益として計上できない場合もあります。

株はメリットが大きい分、リスクを伴います。将来性のある株を配当や株主優待を受けながら長く保有するのか、利益や損が出たらすぐに売却するのかなど、一定のラインを決めてバランスよく投資を行う必要があります。